京都在住7年目のフードコーディネーター・フードアナリストです。
4月から沖縄生活始めます。

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東京にいます
 
いろいろと東京に用事ができたので、実家に泊まっています。


ロシアンブルーのレオ。5ヶ月の男の子。
猫らしい猫。 とにかく箱に入るのが好きです。


ティム。えーっと、2才半…ぐらい。
レオが来たことで、だいぶお兄さんになったかな。

毎日2匹を連れてお散歩へ行き、時々子守りして夜は一緒に寝て… 大変だけれどやっぱり楽しいです★


明日は幼なじみのS君の結婚パーティーで横浜へ。
S君には色々と迷惑もかけてしまったしお世話になったので、S君が幸せになってくれて私も幸せ。

子守りで忙しく、パソコンの前に座る時間がないのでブログの更新が出来ていませんが、明後日少し時間が出来そうなので ‘美味しい記事’ をアップしますね♪










メルボルンの思い出


部屋の細々した物の整理をしていたら懐かしい写真が出てきました。
11年前に住んでいた(&その後遊びに行った)時のメルボルンの写真です。

メルボルンに住んでいたのは20〜21歳の1年間ですが、毎日が本当に楽しくてウキウキ♪とても濃い内容の1年でした。滞在中1度も「日本に帰りたい」と思わなかったのは現地でいろいろな出会いがあったから。

メルボルンは治安が良いので、1人で夜道を歩いても大丈夫。
それに皆さん本当に親切です。道に迷って鞄から地図を出すと「何処に行きたいの?」と声をかけてくれる人がいたり、本屋さんで欲しい本が本棚の上の方にあって届かない…と思っていると「どの本が欲しいの?」と助けてくれる人がいたり…。

毎日が快適で「このままずっとここに住んでいられたらいいのに」と何度も思いました。

でも滞在時、困ったことが1つだけありました!
それは ‘洋服のサイズ問題’ です。 オージー(オーストラリア人)に比べると体が細くて小さい日本人は洋服を買う時に丁度良いサイズがなかなか無いのです。細く見えても結構お腹&腰周りにしっかりお肉がついているオージー。 
そんなわけで、私は洋服を買う時は小〜中学生用のお店を利用していましたよ。 


メルボルンを代表する駅:
Flinders Street Station (フリンダースストリートステーション)

メルボルン市内はトラム(路面電車)で移動するのが便利。
トラムのデザインはちょこちょこ変わります。

時々馬車も走っていますがこれは観光客用。

マフィンの色はカラフル! 日本では見ない色ばかり。
美味しいのかな…? 怖くて食べる勇気はありません(笑)
 
売っているケーキは結構甘いですが、ホームパーティーなどで持ち寄るお手製のケーキは甘さ控えめ&素朴で美味しいのですよー。

Sushi Rollはとても人気で、あちこちにテイクアウトのお店が出ています。
照り焼きチキンやアボカド&サーモン、カリフォルニアロールが特に人気でした。



人と待ち合わせするのによく使った場所。
「オージーは時間にルーズ。待ち合わせしても1時間ぐらい平気で遅れてくる。」とよく言われますが、私の友人・知人で遅刻する人は1人もいませんでしたよ。サマータイムが始まった翌日に「時計を合わせるのを忘れてた!」と少し時間に遅れた子がいたぐらい。

このオブジェ、私のお気に入りです。


スーパーマーケットを見てまわるのが大好きで、特に買う物がなくてもよく行きました。
日本の野菜に比べるとカラフルで、盛り盛り積まれています。こんなに売れるのかなぁ?



フルーツは包丁を使わずそのままガブリ!とかぶりつきます。
リンゴは日本のものに比べると小さいので、鞄の中に入れて持ち歩く人(小腹が空いたら食べる)も多いです。私もそうしていました。

グミやキャンディーがずらーーーっと。


チーズの種類が豊富なのが嬉しかったです。
この頃は私、まだワインを飲まなかったけれどチーズはよくつまみました。サンドイッチやサラダに入れたり。

ジュース類も豊富です。

お米がこのように販売されているの、何だかオシャレですよね。

体に悪そうな色(笑)


カフェはテラス席が人気です。

体の大きなお父さんに肩車してもらっている女の子。眺め良さそう。

サンタさんの恰好をして歌っていた女の子、可愛くて撮りました。

歳をとっても手を繋いで歩いていたいですね。

またメルボルンにおいでよ!と話しかけてくれている(?)カエル君。
うん、また行くね★


参鶏湯
 

義妹とは時々美味しい物を物々交換をします。

先日我が家にまた届きました♪
「届いた時の楽しみ」と、何が届くかは内緒にされていたのでこの日を心待ちにしていました。

ダンボールを開けると


上の段にはホットクとキムチ。


下の段には分厚いビニールに3重になっている参鶏湯(サムゲタン)。

義妹が送ってくれたのはキムチの由季家 http://www.yuuki-ya.net/ というキムチと韓国料理のお店のもの。

化学調味料や保存料・着色料などの添加物を使用していないので長持ちはしません。 もちろん届いたその日にいただきました。


参鶏湯はスープごと、鶏が入る大きめの鍋に移して火にかけるのですが、鍋底が焦げないように&鶏が崩れないようなるべく動かさないように弱火で30分コトコト煮込みました。

参鶏湯は滋養強壮、病中病後など体力回復にぴったりの料理。 そういえば昔、韓国滞在時に私が風邪をひいてしまった時に友人のお母さんが参鶏湯を作ってくれたことを思い出しました。 翌日に風邪は治っていましたよ。



わぁ、なんて優しい味★ 素材のそのものの味がします。
塩分は極限まで抑えてあるので、添付されていた沖縄の天日塩を振っていただきます。ホロッと崩れる鶏肉は長時間煮込んでも旨味が抜けていなくて、淡白だけど旨味はしっかり。
白濁したスープはいつまでも飲んでいたいホッとする味でした。

鶏の身をいただいたら、次は中に詰められているもち米の部分をいただきます。もっちり、だけどサラサラと入ってしまうもち米。


ほら見て! 高麗人参がごっそり入っていました。
不老長寿の妙薬と称されるほど多くの栄養素を含む漢方食材。


ゴロゴロとなつめや銀杏も出てくる出てくる。松の実やニンニクもたっぷり隠れています。
なつめは貧血や便秘の予防に効果があるのですが「参鶏湯に入っているなつめは、鶏の悪い成分を吸収しているから」と韓国では食べない方が多いのです。 もったいない?…でも、煮込んでいる間にスープに栄養成分が出ていくので、スープを飲めば大丈夫。


キムチ〜。
ペチュキムチ(白菜)、オイキムチ(キュウリ)、カクトゥギ(角切り大根のキムチ)はしっかり辛くて、でもあっさりとしていてまとわりつかない辛さでした。


ホットクはフライパンで温めてからいただきます。
表面はカリッ。小麦粉と餅米の粉で作られた生地はモチモチ。


中にはきび砂糖、ピーナッツ、胡麻、シナモン入りの蜜が入っています。

あぁ、また韓国に行きたくなってきちゃった…
韓国人ってパワフルです。だからかな、韓国を歩くと元気が出るんですよね。


明日からしばらく京都を留守にします。
行き先は、韓国ではないですよ(笑)

築地
 
人と人の出会いって不思議ですよね。
小学校時代から付き合いが続いている友人もいれば、人から紹介されて知り合う場合も。 偶然出会ってそこから一生の付き合いになる友達もいます。

どんな出会いでも私はいいと思っています。
大切なのは、その関係が続くか否か。そして、一緒にいてお互い居心地が良いかどうか。
体裁だけで付き合う関係は続かないと思います。だんだん会うのが苦しくなってしまうから。
同性でも異性でも ‘お互いに同じくらい好き’ というのが丁度良い関係かもしれませんね。


さてさて、昨日は知り合って11年になる友達と


築地 (つきじ)
へ行きました。
彼は東京に住んでいるのですが、京都に来ると喫茶店をまわるのが好きだそうで、まだ行ったことがないという築地を選んでみました。


創業は昭和9年で、‘京都で初めてウインナーコーヒーを出したお店’ なのだそう。

クラシックな雰囲気。流れている音楽はバレエ音楽のようなクラシックで、コーヒーを飲みながら音楽を聴いて過ごすのも良さそうです。


お店の方がお薦めしてくださったウインナーコーヒーをいただきました。

コーヒーの上に浮かんだ生クリームはホワッとしていてコクがあって美味しかったです。
どちらかというとコーヒーには牛乳よりも脂肪分の多い生クリームを入れていただく方が好き。 そんな人には嬉しいですね、ウインナーコーヒー。

メニューにあったアイリッシュコーヒーは、寒くなってきたらいただきたいと思いました。


あぁ、そろそろ冬の寒さ対策を考え始めないといけません。
プロポリス、マカ、臭わないニンニク、生姜… 青みかんのサプリメントも気になっています。みかんの皮やスジに含まれている成分=ヘスペリジンが冷えに良いらしい。
でも、本当に色々ありすぎて一体どれが良いのか、自分の体にはどれが合うのか、その前に本当に効果があるのか等きちんと調べないといけませんね。

出町ランプ
 


昨日大阪で友人の舞台を観た帰り、京阪電車に乗って京橋から出町柳に出たので寄ってみたい場所がありました。




豆餅が有名な「出町ふたば」や、あんみつが人気の「いせはん」がある辺りに2ヶ月前にオープンしました。


カウンター6席の小さなカフェバー。

隣に座った知らない人たちと自然と会話が始まって、気付いたら店主さんを含め4人で3時間以上も盛り上がっていました。こういうのって、お店と店主さんの雰囲気が良いから出来ることですよね。


グラスの白ワインからのスタート。

ワインはハウスワイン赤白¥350と、グラスワイン赤白(ちょっとええのん)¥600がありまして、せっかくなのでちょっとええグラスワインをいただきました。
シャルドネのオーガニックワイン。
シャルドネってクセの強い…というか味・香りからシャルドネとすぐ分かるもの(それも好きですが)もありますが、こちらは良い意味でシャルドネ香が控えめで何にでも合わせやすいものでした。

お一人様に嬉しいメニュー‘お任せ盛り合わせ’をお願いすると、盛り合わせではなく、1品ずつタイミングを見ながらサーブして下さいました。
ちなみにお任せ盛り合わせはS:¥900とM:¥1500があり、私はSを。


生ハムは目の前でスライスしてくださるのが嬉しいです。塩気も脂も控えめ。


アボカドクリームチーズはレモンが効いているのでこってりし過ぎずあっさり味。
アボカドは熟成加減が重要ですよね。そして、切ってみないと中の状態が分からないこともあって選ぶのが難しい食材の1つであります。 こちらのアボカドはパーフェクトな軟らかさでした★


ちょっとええグラス赤ワインは南アフリカのピノノワール。
店主さんの勧め方がお上手で、この後もう1杯(イタリアの赤ワイン)追加しました。
本当は昨日はワイン1杯で止めておこうと思っていたのですが、飲みたくなる雰囲気だったので♪


じゃがいもと豚バラのグラタンはトースターで温めてからサーブしてくださるので中がホクホク。添えられたバケットにたっぷりとのせながらいただきます。
じゃがいものグラタンとは対極的なカリカリハードな食感のバケットは、これだけもワインが進んでしまうほど旨味がしっかり。
あ!これはビールにも合いそうです。
出町ランプにはハートランド、エビス、ギネスビールもあるのでビール党さんには嬉しいですよね。

メニュー数はそれほど多くはありませんが、軽く飲んでつまみたい人(=私)には十分な内容だと思います。
メニューボードに書かれていた「あそこのバケット」。「あそこって何処??」そんなところから会話が広がった夜でした。


以前はランチもされていたのですが、現在は仕込みが間に合わないということで18時オープンにされています。 余裕が出てきたらランチも再開するそうですよ。

またふらりと立ち寄りたいと思います。



諦めない
 
昨日は友人の舞台(ダンスパフォーマンス)を観に行きました。
コンドルズ http://www.condors.jp/ という学ラン姿がトレードマークの男性グループなのですが、コントありのダンスパフォーマンスで笑った笑った。 

一時期私もダンスの世界へ進みたかったので、ミュージカルやバレエ・芝居などの舞台を観るのは本当に好きですし、彼らの力が漲るダンスを見ているとウズウズ…「私もまた踊りたい」と心から思うのです。
あの時諦めなければあ良かったなぁ…と思うことも。

何事も続けなければ! 途中で諦めてしまったら駄目なんだ! 辛くてもそこを乗り越えないと世界は開けないんだ… 昨日はそう思いました。

ちなみに彼は30歳からダンスを始めました。スタートは決して早くないと思います。でも8年経った今、ダンスしている姿はキラキラと輝いているし、人を感動させる力も持っている。

ありがとう。
私も頑張らなくちゃ★
友人のダンスで元気が出ました。良い刺激をもらいました。



Fiorisca(フィオリスカ)


好きなシェフを追いかけて、高倉通り×二条を下がったところにある



Fiorisca(フィオリスカ) http://fiorisca.com/
にお邪魔しました。

シェフの渡部さんと出会ったのは今から6年ぐらい前だったかな。その頃は今はなき某イタリアンでシェフをされていたのですが、私も先生も彼の作るお料理のファンで足しげく通っていたのですが残念ながらそのお店はクローズ。もう渡部さんのお料理をいただけないのかと思うと残念で残念で…
しかし今年の3月についに新しいお店をオープンされていたのです。 そのことを知ったのが先月だったので訪問をするのが遅くなってしまったのですが、昨日のランチタイムにお邪魔しました。


内装は、色に統一感があって落ち着いた雰囲気。



ランチコースは¥2000と¥3000があり、私たちは《付き出し、前菜、パスタ2皿、メイン(魚orお肉好きな方を選ぶことができます)、デザート、食後の飲み物》の¥3000のコースをチョイスしました。

先生はスプマンテ、私は白ワインからスタート。


付き出しはモロヘイヤの冷製スープ

何とこちら、材料はモロヘイヤと塩と水だけしか使っていません。出汁も玉ねぎも油分も一切入っていないのには驚きました。 採れたてのモロヘイヤを使うことで、他の材料は不要なのだそうです。
とろん♪としたとろみがあって、旨味も栄養もギュッと詰まっています。



前菜は手前から時計回りに説明しますね。

鱧の卵をトマトのリエットに混ぜ込んだもの、オーブンで1時間ローストした赤玉ねぎ、青のりのフリット、ピクルス、糸瓜と炙りサンマのカルパッチョ、豚のハム。真ん中は生ハムがトッピングされたフォカッチャです。



くるみパン

ゴロゴロと胡桃が入っているのが嬉しいです。パン生地はほのかに甘くて、ホッとする味。



手打ちのタリオリーニ 小イカのトマトソース

しっかりとした歯ごたえを感じられるタリオリーニ。舌触りもやっぱり市販のパスタとは全然違います。
トマトソースって‘日常的’な感じがしてしまって実はあまり外で食べたいと思わないのですが、こちらのトマトソースにはハッとさせられました。 サラッとしていて瑞々しくてフレッシュで、とても繊細でした。



カボチャとシナモンのラビオリ

今まで口にしたことのない、サプライズなラビオリでした。 生ハムとアーモンド、そして何とビスケット生地がトッピングされているのです。 どんな味なのか、想像つきますか?つきませんよね(笑)。
カボチャのじんわりとした甘さと軽く香るシナモン。甘くてカリカリ、アクセントになっているビスケット生地。香ばしいスライスアーモンドと塩分のある生ハム。
「合うの?」と思われる方、きっといらっしゃると思います。 
これが、不思議と気持ちよく調和しているのですよ。



フォカッチャ

表面はカリッ、割るとふんわり。パンの香りは人を幸せにしますね。



ホロホロ鶏のロースト じゃがいものピューレとブラックオリーブのソース

思わず「低温調理ですか?」と聞いてしまったほど身は軟らかくてしっとり。皮はパリパリッ!
カットしたホロホロ鶏にじゃがいものピューレと苦瓜をのせ、ソースを絡めていただきます。 苦瓜の苦みはまぁるくて、今まで‘苦み’って遠慮したい食材だったのですが、これはむしろ歓迎。

しっかりめの白ワイン、軽めの赤ワインから複雑な赤ワインまで、どんな赤ワインにも合いそうな一皿でした。

調理法、食材の組合せでお料理のバリエーションは何通りにも広がるのですね。



デザートです。
手前から時計回りにバジルのジェラート、チョコレートのクレームブリュレ、ヨーグルトのムース。
特にインパクトが強かったのはバジルのジェラート。口に含むと、顔中にバジルの香りが広がります。爽やか! よもぎ、紫蘇とも似た香りで、香りの余韻が続きます。



食後はエスプレッソを。

ごちそうさまでした。
渡部さんの本領が発揮されたお料理はどれも素晴らしかったです。

コースの途中で先生と「次はディナーに来ようね」「もう予約しようよ」「じゃあ来週にする?」と話が進んでしまうほど気に入ってしまいました。
お料理のポーションは控えめで、どのお皿もフレンチのように繊細。

「お腹が一杯で苦しい」のはもう卒業しました(笑)。 程よくお腹が満たされ、食べ終えた後に少し余裕がある方が余韻を楽しめていいなぁと思うのです。



9/22日に発売されたあまから手帖の


44、45頁に載っていました!

しかも、フィオリスカの写真撮影はハリー中西さんが、文章は松本葉子さんが担当されていて嬉し〜★
 
お肉食べて幸せ〜〜★
 

夫婦って味覚や食べたいものが似てくるのが面白いのです。

「今日はフレンチへ行こうか」と話して、行きたいお店も3つリストアップしていたのに私は何だか夕方ぐらいからフレンチではなくて焼き肉の気分になってしまいました。 「でも、先生とフレンチって決めていたし…」と思っていたら、先生も「美味しい焼き肉が食べたいなー」って言い出してビックリ!! だったら!ということで焼き肉屋さんへ行くことに決定★

(ひろ) http://www.yakiniku-hiro.com/

いつもは木屋町店へ行くのですが、今回は何となく気分を変えて千本三条の本店へ行ってみることにしました。


私は‘安心で安全なものを提供すること’が、飲食店にとって1番大切なことだと思っています。 特に最近その思いが強くなりました。
私たちの体は食べた物から作られています。 どんなに美味しくても、それが安全でないものだったら… 口にし続けることで体を壊してしまうことだってあるのです。 
食材の品質に少しでも不安要素があると、例えそれが昨日まで美味しいと思っていたものだったとしても、不信感を持った途端に美味しいと感じられなくなってしまうことだって。

弘は厳選したこだわりの和牛を一頭買いしています。
‘牛の生育への情熱が品質に大きく関わってくる’と考えている弘は、生産者は 「この人が育てた牛であれば」 という農家さんの人柄も大切にしているのだそうで、私たちも安心していただくことが出来ますね。

ドリンクメニューはワインや焼酎もありますが、焼き肉の時はやっぱりビールがいい!

目の前でお肉を焼くため、だんだん顔と体が熱くなってくるのでクールダウンさせるためにもやっぱりビールが最適。


途中から食べるの夢中になってしまったので写真は一部ですが… ユッケからスタートです。

和牛ローストビーフ 弘ユッケ

ユッケが禁止になってからは弘ではこのようにお肉の表面を炙って‘ユッケ風’ になりましたが、美味しさは健在ですよ。

卵黄をよーく絡めていただきます。
あぁこのねっとりとした食感、卵黄が絡み合ってまろや〜かになった弘ユッケ… 思い出すだけで幸せが蘇ってきました。
一昔前はお肉はしっかり焼かないと食べられなかった私が、いつの間にかユッケが必須オーダーとなっています。やっぱり京都でいただく牛肉は秀でて美味しいと思うのです。



和牛焼き霜 弘牛トロ

まわりはサッと炙って中はレア。ネギと生姜をほんの少しずつ巻いて生姜醤油につけてお口に放りこむと香ばしい香りとお肉の脂、生姜とネギの香りが一気に広がります。
これは日本酒と合わせるのも良さそうだなぁ。

手作りナムル盛り合わせ

焼き肉屋さんへ行くと最初から最後までお肉!!!になってしまうので、少しお野菜も食べましょう!ということでナムルを。 


天下無敵のヒレ(右) 史上最強のロース(左) 和牛特選カルビ(上) 

お肉は「軟らかければ良い、というものではない」とは思っているのですが、やっぱり軟らかくて脂肪分が多くてとろけるお肉が好きっ!
口の中で元気よく弾けて広がる脂は決してしつこくはなくて、スッと儚く消えてしまいます。
美味しいお肉を食べてうっとり… あぁ、本当に幸せーーーーーーー★

天肉

天肉はほほ肉のことです。塩とタレを選べるのでタレでお願いしました。
先ほどのとろけるロースやカルビとは違ってしっかりと噛み締めていただく天肉は、噛むほどに染み込んだタレとお肉の旨味が感じられるのです。

焼いて、食べて、「あぁ幸せ」としみじみ感じる… 弘でお肉をいただく時はこの連続。
このブログを書きながら、こんな時間(もうすぐ24:00)なのに今すぐ弘に飛んで行きたい〜。 

 
コメダコーヒー
 

コメダ珈琲といえば、やっぱりシロノワール!ですよね。
私もだーーい好きです。 行くとついついシロノワールをオーダーしてしまうので 「今度こそ他のメニューを…」 と思うのですが、結局頼むのはシロノワール。

でもね、前から気になっていたものがあって、今回はちゃんとそちらをオーダーしました。


ニューヨークチーズケーキ

密度の高い濃厚なチーズケーキ。 だけどしつこくはなく、親しみやすいお味でした。

コーヒーには豆菓子(落花生)がサービスでついてきますよ。

ニューヨークチーズケーキをいただきながら 「さて、次回は何をいただきましょう」 と考えてしまうのは、典型的な食いしん坊の証拠ですね。

珈琲ジェリーとはちみつロールが気になっています。 みそカツサンドとカツサンドも美味しそうだけれど結構ボリュームありそうな感じで悩む〜。
と悩んでいて結局シロノワールになりそうな…そんな予感がします(笑)  



だるまときんぎょ
 

先生の 「おでんが食べたい」 の一言で、この日の夕飯はおでんに決定!
おでんの時期にはまだ早いかもしれないけれど、ちょっと前に雑誌で見て気になっていたおでん屋さんがあったのです★

ということで、その1分後には電話をして予約をしました。 私、何という早業!! いつもの〜んびり、ゆ〜っくりしている私ですが、興味のある食べ物のことのなると行動が早いのです(笑)

だるまときんぎょ http://tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26016926/

寺町通り沿い、高辻を下がった所にあります。

この字体、まぁるくて柔らかくて好きだなぁ。

いきなり日本酒(松の司‘楽’)からのスタートです。

大根 厚あげ たまご
おでんの定番ネタですね。 お大根はもう本当に柔らかくて、中心まで出汁が染み込んでいました。

おでん食べるの、何年ぶりだろう? もう長いこと食べていなかったなぁ。 久しぶりのおでん、体中に染み渡ります。

おでんには柚子胡椒 or 辛子、好きな方をつけます。

糸こん
ダイエット中の人にはぴったりのおでんネタ。

しいたけ
おろしポン酢が添えてあります。 大根おろしが好きです。お鍋の時は先生から「ちょっと!残しておいてよ!」 と注意を受けてしまうほど(笑)。 この大根おろしは、大根の食感が少し残る程度におろされていて美味しくて、また危うく独り占めしてしまうところでした。
しいたけは肉厚で、干し椎茸のような旨味があって美味しかったです。

ほたるいかの沖煮(おでんではありません)
いかの塩辛が好きな人は絶対に好きなおつまみ

カウンターに置いてあったこちら、油揚げじゃないし…何だろう?と気になって店主さんに聞いてみると 「南関あげです。熊本の南関町の名産品なんです。」とのこと。 へぇ〜、初めて見ましたよ。

私の義妹Mちゃんは熊本出身。 Mちゃんに写メをすると「南関あげはお味噌汁の具としても好きだけど、軽く焼いてポン酢と一味&生姜で食べるのも好き」と返信がありました。 

調べてみると… 南関あげは、1637年〜38年にかけて起こった島原の乱の後、人口が減少したために四国伊予松山地方の人々が大勢移住してきた際に、あげの製法を知る人がいて、そこから始まったとのこと。
夏場どうしても腐りやすくなってしまうあげを、長期保存できるように元となる豆腐を薄くしたものが現在の南関あげの原形になった…らしい。

南関あげ
これが大当たりでした★  もっちり、でも軽くシャキシャキとした歯ごたえがあって初めて体験する食感です。
おでん出汁はコクがあって塩気が強くないからゴクゴク飲めるのも嬉しい。

南関あげ、次回も絶対にオーダーします!

すじ
牛すじ、頼まないわけがないです。ちゅるっ、とろんとした食感がたまらなく好き。

豚なん骨
しっかり煮込まれた豚なん骨はコリコリの食感は全くなくて、もっちり&ホロホロ崩れました♪ 豚の角煮をもっと軟らかくした感じ。

半熟玉子
半熟玉子が大好きなので頼まずにはいられなかった。

しようと思えば、何でもおでんネタに出来てしまうのですね〜。

黄身がとろぉり

がんも

だし汁をしっかりと吸ったがんもは、口に入れるとじゅわっとだし汁が溢れ出ます。

日本酒を何度かお代わりし、順番が逆かもしれないけれどここでビールに変えました。

鳥もも
片栗粉をまぶしてあるので旨味が逃げず、少しトロッとした食感もあって良いです。

ごちそうさまでした。
気になるネタが沢山で、しかもどれも美味しくて、あれもこれもオーダーしてしまいました。 日本酒も進みました。

「何でだるまときんぎょ?」 と店名の由来が気になって店主さんに聞いてみると 「私たち夫婦なんですけど(サービスされているのが奥様)、僕がだるま好きで、妻が金魚好きなんです。だから…」 と教えて下さいました。 お互いの好きなものを店名にしてしまうなんて、仲良しの夫婦ですね♪

そうそう、だるまときんぎょは今年の9/10日に二周年を迎えられたそうです。

気軽に入れて温かな雰囲気のおでん屋さん。店内はスッキリ清潔感があるので女性1人でも楽しめてくつろげそうですよ。

リピートしたいお店がまた1つ増えました★