京都在住7年目のフードコーディネーター・フードアナリストです。
4月から沖縄生活始めます。

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元々はガレージだったそうな…

御所南側に、素敵なフレンチレストランを見つけました。 

あぁ、ホント京都って素敵な街です。 美味しいお店を見つける度に「幸せだなぁ」と感じます…ってことは、ほぼ毎日幸せを感じているんだなぁ


今回先生と訪れたのは、丸太町通りから御幸町通りをずーっと下がった所にある


blanc pierre (ブラン ピエール) http://blanc-pierre.net/

シェフのお名前が白石さん。 フランス語で白は→ブラン、石は→ピエール。で、店名がブラン ピエールなのだそうですよ。 何とユニークな店名なのでしょう。
そしてここ、元々ガレージだった所を改装したのだそうですよ! 随分と大胆な改装しましたねー。


店内は、結構広くて天井が高く、開放感があって居心地良いです。

モノトーンで落ち着く空間。

私たちはこの素敵なカウンター席に座りました。


コースメニューもありましたが、今回はアラカルトで楽しむことに。



昆布〆したヒラメのカルパッチョ

昆布の風味はほとんど感じられませんでしたが「この旨味はきっと昆布〆したからだろう!」ということに気がつきました。


見て見て


可愛らしいでしょう?

黒毛和牛肉を詰めたオリーブのフリットです。


ピンチョスみたいで、ちょこっとつまむのにぴったりの1品ですね。
黒オリーブと牛肉、ちょっと意外な組み合わせだと思ったけれど、これがよく合うのです。

白ワインと一緒にいただきましたが、牛肉なので赤ワインでも合いそうですね。


そしてすぐに赤ワインも。


最近、チリ産のワインが美味しいなぁと感じるようになりました。コストパフォーマンスが高いです。 同じお値段でフランスワインとチリ産のワインがあったなら、私は間違いなくチリ産を選びます。



さっと炙った特選牛ロースのカルパッチョ仕立て

とろけちゃうほど美味。
ローストビーフ的な牛肉が好きな方は、きっと好きだと思う。



フォアグラと大根のブレゼ マルサラ酒の香り

フォアグラって火の通し加減がとても大切で、とろとろな絶品フォアグラにも、ボソボソで「こんなのフォアグラじゃなーいっ」という失敗作にもなってしまいますね。
こちらは、とろんとした絶品フォアグラでした。 ナイフがスーッと入るほど軟らかく煮込まれた大根と合わせるのが面白いなぁと思いました。お安い食材なのに、こう一手間かかるとガラッと変身するのですねー。



塩漬け国産豚バラ肉をとろとろに煮込んでからの香草焼き ポルトソース

ポルトソースは、マデイラ酒を煮詰めて、フォンドボーを加えたソースのこと。コクがあって濃厚で、お肉料理にぴったりのソースです。
煮込んでから香草焼きにする…手が込んでいますねー。飛びっ切りの美味しさです。

お料理って愛情をかけると、本当に心温まる美味しさになるのですよね。不思議です。


カウンター席の奥の方に広いお庭があったのですが、薄暗くてハッキリとは見えませんでした。
お庭を眺めながらのお食事タイム…いいなぁ。リラックス出来そうです。 それにこちらのランチメニュー、かなり期待できそうなんです★

そんなわけで、今度はランチタイムにお邪魔したいなぁと思いました。

もつ鍋食べ過ぎたーーー。
 
休業中のさちこです。

そう、左手首の痛み(TFCC)が悪化してしまったようで、治るまでカフェの仕事をお休みをすることにしたのです。最低1ヶ月間…。
うーん、まだお休みして3日しか経っていないというのに、もう1週間以上経っている気がします。 
私は仕事が大好きなので働けないことが辛くて、何だか色々とやる気がダウン↓↓してしまいました。

まぁ、悲観的になっても仕方がないのだけれど。
人生、こんな時もありますよね。 山あり谷あり。良いことばかりではないのです。
前向きに頑張ろっ★


よし! こんな時は美味しいものを食べに行きましょう!


ってことで…



先斗町の
もつ鍋 寅屋 http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26002696/ へ、マトちゃんと行ってきました。

こちらは、(食べログの評価で)京都で1番人気のもつ鍋屋さん。

‘予約は平日のみ可能で、週末&祝日の予約は不可’と聞いていたので、開店の10分前から(開店時間は17:00)お店の前で待機することにしました。私たちが1番乗りで、それからポツポツと開店をを待つ方たちが集まってきましたよ。
17:00ちょっと前になるとお店のスタッフから「ご予約されてますか?」と確認されて、マトちゃんと顔を見合わせてしまいました。
「え?週末は予約出来ないと聞いたのですが」と答えたのですが、どうやら出来る様子…

えーーーっ!どっちやねん!

ま、席が空いていたので良かったのですが。


店内はこんな感じです。


靴はそのまま、脱がなくて大丈夫。
私たちは奥の方に座りました。


まずは飲み物から。


食事の時は甘いドリンクをあまり飲まないのですが、マトちゃんに影響されて生貯蔵梅酒をロックでいただきました。仕上がりに火入れをしない生梅酒は、思っていたほど甘ったるくなくて美味しかったです。


つきだしは


おからのサラダ。 マヨネーズで和えてあるので尖っていないまろやかな味。
私は普段和食をあまりいただかないのですが、卯の花って大好きなんです! 味付けにマヨネーズを使う手もありなのねー、と1つお勉強になりました。


こちらもつきだしです。


なんて素敵な演出!



お鍋の前に、メニューを見て気になった2品をオーダーしました。



牛スジおろマヨポンズ。
九条ネギたっっっぷり! 歯ごたえを残した牛スジに、大根おろしマヨネ−ズがかかってあっさりな1品。 ビール、日本酒、焼酎…どれにも合いそうですよ。



すじ煮込み。
6時間煮込んだ牛スジはとぅるんとぅるん こういうの、大好きです!売り切れ御免の逸品だそうなので、お早めにご注文下さい。


久しぶりに梅酒を口にしたら‘梅酒モード’になったので、2杯目も梅酒を。


奥武蔵の梅酒。 1杯目の梅酒よりもあっさりとしています。


さぁさ、メインのもつ鍋です。


15分ぐらいで食べ頃になります。
もつ、こんにゃく、もやし、キャベツ、ニラ、湯葉、厚揚げが入っています。 味付けは京風=白味噌。


15分後


いただきまーーーす★

ふふふ。文句なしに美味しいです。
クツクツ煮込まれて、食べ進んでいく度にもつもお野菜もトロトロで濃厚になっていきます。

そして私たち、野菜&もつ両方ともお代わりしちゃいました。

で…

私もマトちゃんもお料理を残すことって滅多にしないのですが、どうしても最後の2〜3口が入らず、残してしまいました。ごめんなさい。
最初、飛ばしすぎたようで…反省。


でも、これに懲りずこの冬はもつ鍋屋さん巡りをしたいなぁと思っています。
体も心も温まるもつ鍋。いいですよね★
アルザスは大勢で!
 
ずっと行ってみたかった一乗寺のビストロ

Alsace アルザス http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260303/26000294/
へ、今回は何と水曜会http://suiyo2.blog102.fc2.com/の皆様と一緒に行ってきました!


アルザス、多くの方からお薦めされていたのですが、同時に「大人数で行った方が良いよ」とも聞いていたのでなかなか行く機会がありませんでした。 いつも食事は先生(夫)と2人か、友人と2人か、なので3人以上で…ということはあまりないのです。
私は元々大人数で行動をすることが得意ではなかったので、人数を集めて出かける…ということは滅多になかったのです。

なので、今回水曜会のメンバーに加えていただけることに期待と不安、両方の気持ちがありました。
が、行って良かった〜〜★ とても楽しい時間を過ごすことができました。


食べログを参考にすると、一乗寺の駅から徒歩4〜5分となっていますが、10分以上は歩いた気がします。

目的地が近づくと、ドキドキ感も強まりました。初対面の人と会うのは、やはり緊張しますね。


お酒の力もあり(笑)すぐに打ち解けましたが、ホント大人数(13人ぐらい)だったので全員とはお話し出来ませんでした。


まずは


いきなり3本の白ワイン! そうかぁ、大勢で行くとこういうことができるのね。

1番左のマルセルダイスは、私にとってちょっと思い出のあるワインなんです。 アルザス地方の甘口ワインなのですが、フォアグラ料理(桃やイチジクなどの果物と合わせたフォアグラ料理)にとても合うのですよ。  まだワイン初心者だった私が、生意気にもよく通っていた渋谷のワインバー シノワhttp://www.chinois.jp/でソムリエの後藤さんにお薦めしていただいて、好きだった組み合わせ。



冷凍の状態でフランスから空輸されたパンをお店で焼いているのだそうです。
まわりはカリカリッ!中はふんわりとした食感で、パン屋さんで焼かれているあのバケットとは少し違った、独特な食感がしました。小麦の風味も強くて食べ飽きないバケットは、自分でセーブしないといくつもお代わりしてしまうほど美味しいです。



ポロネギサラダはトロトロ〜で噛まなくても良いほど。 リエットは脂しっかりめ、とろっとしていて美味しいの!パンにとっても合います。



ありそうであまり無いブルーチーズのサラダ。  葉野菜の上にたっぷりかかったブルーチーズ。ドレッシング無しでも十分美味しいです。



白ワインによく合う大きなハム! ちょっと火を通したフルーツを巻いていただいても美味しそう。






どのワインをいただいたか、正直あまり覚えていません(笑)



皮部分がパリッと香ばしい鴨のコンフィ。



アルザスに来たら絶対食べなくてはいけません!シュークルート。 とってもボリュームあります。


最後は



牛ミンチのグラタン



マッシュポテトの下には、ごっそりと牛ミンチ。 赤ワインに合いますよ。


どのお料理も豪快で、男らしくて、これぞビストロだ★と思いました。
どれも美味しくてポーションが大きいので、大勢で行かないと損してしまいそう!

私はあのリエットとパン、赤ワインだけでも十分に満足してしまいそうですが(笑)またお邪魔したいと思います。



2日目もやっぱりガレット
 
I Love ガレット

毎日食べたいほど好き!(いや、毎日はさすがに飽きるかな??どうだろう。)


今回の名古屋滞在は1泊でしたが、1日目のランチ(@Rhubarbe)と2日目帰る前にブレッツカフェクレープリーでガレットを堪能することが出来ました。

おそらく日本で1番有名なガレット専門店→神楽坂の‘カフェクレープリー ルブルターニュ’。そして、その姉妹店がブレッツカフェクレープリー http://www.le-bretagne.com/ です。

東京には3店舗、神奈川には2店舗、そして名古屋に1店舗。何故か関西方面には1店舗も無いのですよね−。何でだろう??

名古屋はJRセントラルタワーズ(高島屋)の13階にはいっていますよ。


この日、私がこちらに到着したのが12:15分。 まだランチタイムが始まったばかりだというのに、入店待ちをしている人がずらーーーーっ。10組以上はいましたよ!

どうする?並んで待つ?それとも諦めて他へ行く??
新幹線の時間も迫っていたので悩みましたが「30分待って入れなかったら帰ろう」と決め、予約表に名前を書いて待つことにしました。 だって、ここのガレットが好きなんだもん。

順番待ちをしている間、キッチンの窓からガレットを焼く人=クレーピィエの様子が見られたのでラッキーでした。 他店でも、ガレットを焼いているところなんてなかなか見られませんから、貴重な時間だったと思います。
ガレット用の鉄板4台、全てを1人のクレーピィエが担当。彼のスピーディーな動き、手際の良さに感動しました。


何とリミットまであと1分!というところで、私の名前が呼ばれました。
私の気持ちが通じたのかしら(笑)

でも新幹線の時間まであと45分!急いで食べないと乗り遅れる=仕事にも遅れちゃう!と思ったので、じっくりメニューを読むことなく、今月のお薦めをオーダーしました。


店内は満席なのに、ガレットは意外と早く運ばれてきました。
あのクレーピィエが頑張って焼いてくれているから、こうやって待たなくてもいいのねと思いましたよ。


季節のおすすめガレットはこちらです


Vigneron (ヴィニュロン)


ブルーチーズ、2色の葡萄、胡桃、サラダ、モミの木の蜂蜜のガレットです。

ブルーチーズの量が気前良くて驚きました★
葡萄と蜂蜜の甘さがしっかりと感じられるガレットは、お食事系というよりはデザート系に近いのかな??
この後に仕事が控えていたのでドリンクはアイスティーにしましたが、これなら白ワイン(もしくは軽い赤ワイン)が合うんだろうなぁぁぁ…


Vigneronは¥1680。

ガレットでこのお値段というのは安くはないと思います。でもこれだけの食材、質、ガレットのレベルの高さを考慮すると決して高くはないと私は思いますよ。

ご馳走様でした。


名古屋で見つけられたガレットがいただけるお店は、今のところRhubarbeとブレッツカフェクレープリーの2つだけ。
私はこれからも時々名古屋へ行くので、他にもガレット屋さんがあったら嬉しいのですが…

情報求む!
ソムリエのいるおでん屋さん

名古屋1日目。

Rhubarbeでガレットを堪能し、ノリタケの森でノリタケの歴史&1枚の食器ができるまでの工程を学び、栄をブラブラし…
かなり疲れてしまった私。


でも


テレビ塔の美しさに疲れが吹っ飛びました。

栄の駅で先生と待ち合わせをして向かったのは、駅から徒歩1分の



おでん&ワイン カモシヤ
http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23037925/

http://www.bar-and-restaurant.com/nagoya/kamoshiya.html


食べログで評価が高く、気になったのでこちらに決めました。


予約しておいて良かった。
店内は満席で、私たちが席についてからも何度かお客様が来られ、断られていたのです。

仕事で頑張った50代〜60代のおじさまたちが1週間の疲れを癒やすため、同年代の同僚や部下と一杯楽しむのにぴったりのおでんやさん。 もちろん女性同士やカップルでも楽しめると思いますよ。


日本酒や焼酎以外に


ワインの種類も多い!おでんやさんなのに。

そう。こちらはフレンチやワインバーで経験を積まれたソムリエがオープンさせたおでんやさんなんです。

「おでんとワインって合うの??」と半信半疑で(どちらかというと‘疑’の方)でしたが、合うと思えば何でも合うっ!!のですよ。 それに‘ワイン’と‘味噌’、同じ発酵食品ですし。


まずは疲れを癒やすための1杯


スパークリングワインです。泡系は疲れた体を癒やしてくれますね−。


メニューを見て、気になったものをいくつか注文しました。


チーズの粕漬け

そんなに粕臭くなく、クセの無いあっさりとした粕漬けでした。



エビのガーリックオイル煮

スペイン料理の陶板焼き、ですね。



自家製オイルサーディン

プリプリとしたイワシ×3。ローズマリーの香りがイワシと相性良くて、これは白ワインに合うでしょう!

ってことで


カリフォルニアの白ワインを。



すじ煮

カモシヤの名物の1つです。トロントロンに煮込まれた牛スジが味わえる1品。


それから


テール(大)

コラーゲンたっぷり!骨のまわりについているお肉部分をナイフでカットしながらいただきます。
コラーゲン入りのドリンク飲むよりも、こうやって自然な形で食事から摂る方が体が喜んでくれそうな気がします。


おでんの定番


大根

カモシヤのおでんは、しじみと牛のミックス出汁に八丁味噌を合わせたものです。色は濃いぃぃけど、食べてびっくり!かなり薄味なんです。

なのでこのまま食べるよりも


テーブルに置いてある辛子や‘つけてみそ かけてみそ’http://www.nakamo.co.jp/ をつけながら


このぐらいで丁度良い塩加減。

(‘つけてみそかけてみそ’が気に入って、京都に帰る前に買ってかえりました)


だしまき玉子

大胆な発想だなー。


最後にグラス赤ワインを追加し、メニューを見て気になった品をオーダーしました。


福煮

お豆腐、ちくわ、牛スジ、レンコンなど、煮込んで煮込んでお鍋の底に煮崩れて残ってしまった色々が合わさったのが福煮。
余り物には福がある、という意味からこの名前を??

その他にも気になったメニューがいくつかあったけれど(トマトのおでんとか)、さすがにもうお腹パンパン!!で食べられませんでした。


名古屋にはまだまだ行ってみたい味噌おでん屋さんがあります。 それに、本場の手羽先も、味噌カツも、小倉トーストも食べてみないとねー。

来月の名古屋滞在時にはどこへ行こうか…今からリサーチしておきましょう。

ガレット研究継続中なり


名古屋に1泊してきました。

名古屋はいいですね、何て言ったっていですから。
京都から名古屋までは、のぞみでたったの35分っ!寝る暇もありません(と言いながら、寝てたの誰ー?)。 ‘電車で30分’よりも‘新幹線で30分’の方が楽ですね。絶対座れるし、揺れも少ないし。


名古屋1日目。

目的地へ行くために、まずは名古屋駅から桜通線で‘御器所’という駅で乗り換えをしたのですが、御器所…何と読むか分かりますか??

御器所→→→ごきそ、と読むのですよ (なかなか読めないですよね)。


御器所で鶴舞線に乗り換え、降りた駅は


台風の影響で天気予報は雨になっていたけれど、1度も降られることなくてラッキーでした。

いりなか駅から歩いて約5分。


Rhubarbe ルバーブ http://rhubarbe.jimdo.com/

こちらはビストロなのですが、ガレットもいただけちゃうのです★
(調べたところ、名古屋でガレットがいただけるのは2ヶ所だけ。 もしかしたら他にもあるかもしれませんが、見つけることはできませんでした。もし、情報をお持ちの方はぜひぜひ教えて下さいっ!)


どんなガレットに出合えるのか、ドキドキ、ウキウキ、ワクワク…


ランチは3コースありまして、こんな感じになっています。


私はデザートは要らないので、前菜、主菜、飲み物がいだだけるBコースにしました。


飲み物は、辛口のシードルをチョイス! 甘口、辛口、ノンアルコール、3種類のシードルがありましたよ。


両手で抱えて丁度良いぐらいの大きなカフェオレボウルに、シードルがたっぷりと注がれています。本場っぽーい!


前菜は、パテや具沢山のスープ、オシャレなサラダなどがメニューに入っています。


山形県産トウモロコシとクスクスのタブレサラダ

クスクスが好きなので、こちらをいただきました。 小さくカットされたキュウリがシャキシャキ心地よく、トウモロコシがじんわーりと甘く、刻みパセリがお料理を立体的にしています。素晴らしい★



パンは、フランスから空輸されたものをお店で焼いているそうです。



お次はお待ちかね、主菜のガレット〜!


初めてのお店では、コンプレットを頼むことが多いです。
やはり、コンプレットが1番分かりやすいと思うから。
判定基準となるのは(私、ちょっと偉そう?(笑) ガレット生地の食感、そば粉の風味、チーズの量、卵の火の通し加減、ハムの質…など。


Rhubarbeのガレットは…


めっちゃ好み〜〜〜っ★★★でした。

ガレット生地はサクサクサクッとした軽い食感。ナイフを入れる度、口に含む度にサクサクサクッと音が聞こえるほど。そして香ばしい。 生地の塩気はしっかりめですが、生地の旨味を引き立てるのにちょうど良い塩分量なのかもしれません。
チーズはたっぷりめで(メノモッソ程ではないけれど)どこをカットしてもとろ〜んとチーズが伸びます。
これだけでも十分満足なのですが、ハムでさらに私のテンションUp!


ふんわり優しいやわらかさのハムは、まるで生ハムに火を通したような食感でした。

卵の半熟加減もパーフェクト★

お店の方にこの感動を伝えなければ!と思い「ほんっっっとーに美味しかったです!!!」と伝えました。

いやぁ、名古屋でまさかこんなに素晴らしいガレットに出合えるとは…。

次回名古屋に行ったら、絶対に再訪問したいと思います。

名古屋です
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歩きすぎて疲れました。
いま私は名古屋に来ています。

今日は名古屋の気になっているレストランでランチをし、ノリタケの森へ行き、栄をお散歩し、先生と待ち合わせをして味噌おでんを食べに行ってきました。

充実した1日★

ノリタケの森、思っていた以上に面白くてとても勉強になりました。
一枚のお皿が出来上がるまでの工程は、本当に感動的です。

自分へのお土産に、金のシャチホコを抱えたクマさんを購入しました。
1人の時に通いたい!

最近、1人飲みが楽しいです(もちろん、相手がいるのも楽しいけれど)。

仕事が終わる時間が近くなってくると「さぁて、今日は何処へ寄り道しようかな〜」とワクワク。
四条〜御池の裏道は、穴場スポットが沢山あって面白い面白い★


先日は

Deux Cochons (ドゥコション)
 http://r.tabelog.com/kyoto/A2602/A260201/26005932/ に寄りました。


ずらーーーっと並んだワイン


すごい数。

グラスでいただけるワインも、種類が多いのが嬉しいです。


赤も白も5種類ずつ。


この日は泡でも白でもなく、赤の気分だったので最初から赤ワインをいただきました。


クリストフ・パカレ。ガメイ種100%なのでサラリと軽いです。コショウの香りがかすかにして、スパイシー。


いただいたお料理にもぴったり合いましたよ。


ワンプレートおつまみセット ¥1600
プロシュート、サラダ、テリーヌ、田舎パン、白カビのチーズ、オリーブ2種類。

パテは田舎風豚のテリーヌ。文句ないです★ Deux Cochonsのチーズは神楽坂のアルパージュと吉田牧場のもの。どちらのチーズも大好きなので、京都でいただけるなんて幸せです。
田舎パンはライ麦の酸味が爽やかで、ワインにもよく合うのですよ! パンのお代わりをしたくなってしまうほど、気に入りました。


2杯目は重めの


シャリルネイ・ドゥ・シュッド カシスジャムのような果実味あふれる赤ワイン。
1杯目とはまた違ったタイプのワインでしたが、どちらも美味しくて大満足。


3杯目…本当は飲みたかったけれど


クレームブリュレとエスプレッソ(ダブル)にしました。
赤ワインは次回のお楽しみにします。



さて、私の手首ですが、腱鞘炎ではなくTFCC(三角線維軟骨複合損傷)ということが分かりました。
カフェのお仕事は休めない&休みたくないので、1番忙しいランチタイムの時間を外し、これからしばらく遅番メインで働かせてもらおうと思っています。
そうなると1人飲みに出かける回数が減ってしまいそうですが… そんな我が儘言っていられません。

そんなわけで、そろそろ出勤の準備をはじめます〜。


明日は名古屋へ遠征(=遊びですが)。
余裕があれば、携帯からブログアップしますね。
今度は先生と
 
昨日のディナーはちゃーんと先生とラニオンhttp://homepage2.nifty.com/Lannion/へ行ってきました。

ラニオンで私の髪の毛を担当してくれている美容師さんにバッタリ会い(結婚記念日だったのだそう。おめでとうございます☆)京都の狭さをまたまた実感。


早速ですが、いただいたディナーを紹介します。


まずはお決まりの


H.Billiot Filsを。


ほのかに乳酸菌のような酸味とリンゴの風味を感じられるシャンパーニュ。


お食事前のアミューズは


サンマを軽くスモークしたものでした。

脂がのっていて、1口だけど贅沢な気持ちにさせてくれました。



前菜1品目


熊本県産車海老のサラダ仕立て

この海老が素晴らしかったのです。 おそらく一瞬だけ火に通したのでしょう。中は生の状態で、甘海老のようにチュルンとした食感が楽しめました。奥のサラダの下にはキヌアが。 見た目も食感もクスクスのようですが、クスクスよりも噛み応えがあって香ばしいです。


お料理に合わせて白ワインもいただきました。


ラ・コート・デュークス


前菜2品目は


北海道産帆立貝とリード・ボーのソテー マッシュルーム風味

カプチーノ仕立てです。リード・ボーは仔牛の胸腺部分。鶏肉のような味なのですが、ものすごく軟らかくてプリプリしています。さらに食べ進んでいくと、フィットチーネのような平らなパスタが下の方から表れましたよ。
うーん、手のかかったお料理です★


スープを追加でオーダーしました。


南瓜のスープに白舞茸がトッピングされています。

昔はコース内容が今と違って、前菜が2品ではなく、前菜1品とスープというコース(そしてメインにデザート)の流れになっていたのです。お客様の要望で前菜を2品にし、スープを止めたそうなのですが、最近になって昔からラニオンに通っているお客様からは「宮野シェフのスープが欲しい」との要望が強く…
これからはオプションメニューとしてスープも追加でいただけるようになったのです。


お魚料理は


アコウのポワレ(先生がオーダーしました)
ソースはアサリとほんの少しカレーの香るものでした。


メイン(お肉)に合わせて赤ワインを


コートデュローヌルージュ

先生と思い出話で大笑いしました。
…というのは私、昔酔うと「コートデュローヌ」と言えなくなってしまって「コートデュリョーニュ」とか「コーテョヂュリョーニュ」とか(笑)メチャメチャだったんです。


私のメイン料理は


オーストラリア産仔羊のロースト&レギュームファルシ

ラムチョップの部分と、仔羊をミンチにしてズッキーニに詰めたものと、2通りの仔羊が味わえました。
どちらも文句なしに美味しーーーっ!!


先生のお肉料理は


鹿児島県産黒毛和牛ホホ肉のブレゼ 赤ワイン風味

赤ワイン煮ってコクがあって濃厚なものが多いけれど、こちらはサラリと透明感のあるものでした。ホホ肉は噛まなくてもとろけてしまう程の軟らかさ。


デザートは


セミフレッドのような‘ふわっ’とエアリーな(空気を含んだ)口あたり。 アイスクリームとメレンゲ、キャラメリゼしたナッツを混ぜ合わせて作ったそうです。右のオレンジ色のものは、オレンジのシャーベット。ものすごく繊細です。


食後は


コーヒーと小さなお菓子。
最後の最後まで美味しくて、手が込んでいて、感動しっぱなしのディナーでした。


「やっぱりラニオンは素晴らしいね。しばらく来られなかったけど、必ず月1は来よう」と先生と約束を交わしました。


9月29日〜10月14日までラニオンはお休みです。 そう、1年に1度のフランス研修です。
フランスでいっぱい美味しいお料理に出合って、宮野シェフはまた腕を上げるのでしょうね。

10月後半にまた伺います★
先生以外の人と…
 
「京都で1番好きなフランス料理店は?」と聞かれたら、私は即答で



ラニオン http://homepage2.nifty.com/Lannion/ と答えます。


もう、大好きっ!!
シェフのお料理とデザートはもちろん、マダム手作りのパン、接客、雰囲気、ベルナルドの食器、ここで流れる時間…全てが好き。 ここでの思い出も沢山あるので、人一倍思い入れも強いかもしれない。

以前は月1ぐらいで通っていたのだけれど、ここしばらくは行けていませんでした。
というのは ‘ラニオンでの食事は先生と’と、私の中で勝手に決めていたので、一緒に過ごせる時間が減ってしまったここ最近は足が遠のいていた(最後に伺ったのは12月)のです。

でも…あまりにも長いこと行っていなかったので我慢出来なくなってしまって

えーーっと、マトちゃんと行ってしまいました。 ごめんなさーーい、先生。


ラニオンのランチはDejeunerA(前菜2品、メイン料理、デザート、食後の飲み物、パンで¥2840)とDejeunerB(DejeunerA+本日の魚料理で¥3990)の2コース。

私たちはDejeunerAをお願いしました。


まずは


シャンパーニュ★ Royer(ロワイエ)
伏見稲荷大社で歩き疲れた体にシャンパーニュの泡が染み渡ります。


お食事前のアミューズは


燻製した鴨

燻製はサクラのチップだそうです。鼻に抜ける、品のあるスモークの香り。顔一杯にその香りが広がるようです。


次は白ワインをいただきました。


シャトー・ラ・フレイネル。ボルドーの白ワインです。
ソーヴィニヨンブラン52%、セミヨン28%、ミュスカデル20%で、香りはパイナップル?洋なし?桃??様々な香りが楽しめます。


前菜1品目は


タスマニア産サーモンの燻製 白いんげん豆のサラダ

軽く燻製してあるサーモンはモッチリ、ねっとりとした食感。 白いんげん豆はほんのりカレー風味。私はあまりカレー風味を好まないのですが、この味付けは別!品がよくて高貴な香りがするのです。
そうそう、こちらの黄色いミニトマトの皮はちゃんと湯むきしてあるのですよ。
1つ1つの食材に、丁寧に手をかけていらっしゃるなぁと感心します。


前菜2品目は


薩摩甘海老と南瓜のラヴィオリ仕立て

テーブルに運ばれてきた途端、海老の香りがふわりと香りました。  ラヴィオリにナイフを入れると中からは、じんわりと甘いペースト状の南瓜。


マダム=恭子さん手作りのパンのファンは多いはず!


愛情たっぷりだから、かな。
小麦の旨味がしっかりと味わえる、コクの深ーいパン。このパン1種類でもパン屋さんが開けると、私は思います。


メインはお肉料理を選びましたので、ワインは


ピノノワール100%のブルゴーニュの赤ワイン。
典型的なブルゴーニュワインだなぁと思いました。果実味が豊かでまったく尖っていない、サラリとしたワイン。


メイン料理は3つ(豚、仔羊、牛)メニューにありましたが、私は


カタルーニャ産豚肩ロースのグリエ マスタード風味

「何でこんなに軟らかいの?」と驚くほどしっとり軟らかい豚肩ロース。宮野シェフのお肉料理は、いつも火の通し加減が絶妙です。
1口1口、幸せを噛みしめながらいただきました。


そしてデザートは


黄桃とローズヒップのジュレ ヨーグルトシャーベット添え

1口含み「うわぁ、本物のヨーグルトよりもヨーグルトの味がする!」と思いました。
上にトッピングされているのは、ふわっサクッとした軽い食感のメレンゲ。



コーヒーで最後を締めくくりました。


宮野シェフのお料理・デザートは、本当に繊細で丁寧。人柄がお料理に表れていると思います。
毎回、美味しくてため息が出てしまうほど。


私ばかり堪能してしまってごめんね、先生。

でも、先生のリクエストによりその後すぐにディナーの予約をしました。
ただただ、ラニオンのお料理を堪能したいから今回は写真を撮らないことにします。

あぁ、楽しみ。