我が家、
日本茶は滅多に飲みません。 日本人なのに変ですか?
実は私の母は茶道の師範。 なので私も母に付き合ってお茶会には時々足を運びます(ここ1年、母が多忙なためお茶の方はお休みしていますが)。
お茶会へ行けば美味し〜い!お茶がいただけるので、いつの間にか家でお茶を飲む習慣が無くなっていった・・・のかしら??
日本茶を家で飲まないハッキリとした理由は実はイマイチ分かりません。
先生はコーヒー党なので、家ではコーヒー、紅茶、お水。 あ、あとお酒ね(笑)
私、最近はワインよりビールに凝っています。
京都には数え切れないほどの和菓子屋さんが存在します。 日本茶と和菓子を一緒に楽しめる喫茶室も多く存在します。
京都観光で歩き回って疲れてきたら、そんな所で一息つきたいですよね♪
美味しいケーキ屋さんも沢山あるけれど、フードアナリスト検定の勉強をしていたら‘日本茶’と‘和菓子’に興味が出てきました。
今まで散々洋菓子を楽しんできたし、これからは和菓子もいいかな〜って思っています。
京都の超有名店
一保堂茶舗 (いっぽどうちゃほ)
http://www.ippodo-tea.co.jp/ は寺町通り沿い。二条通りを上った東側。
どっしりとした店構え。
暖簾を潜ると目の前には茶葉や茶器が販売されています。 日本茶&和菓子を楽しみたい人は奥へと進みます。
カウンター席、テーブル席、好きな席に座ります。
見たところ、客層は年配の方が多いようです。女友達とお喋りを楽しむご婦人、1人時間をゆったりと楽しむ方、40代ぐらいのフランス人夫婦。
カフェとは違った雰囲気。
煎茶・玉露・番茶・抹茶の中から好きなものを選びます。
一保堂に来る前から「玉露が飲みたい!」と思っていたので、迷わず「玉露」を。 玉露にも3種類ありまして、どう違うのかスタッフの方が分かりやすく説明をしてくださったので、真ん中の‘りんぼう’にしてみました。
全て、お茶に合う和菓子とセットになっています。 どんな和菓子がくるのか楽しみ★
数分後
お湯の入ったポッとと急須・茶碗のセットが運ばれてきました。
お茶碗が何故4客なのか。
それは湯ざましをするため。
まず1客にポットのお湯を入れ、別の茶碗に半分移します。
しばらく待って、空いている2客の方へ移し返します。
玉露に含まれている甘み、旨み=テアニンを引き出すのに丁度良い湯温は50〜60℃。
適温になるまで焦らず待ちましょう。 待つ時間も楽しいものです。
さぁ、適温(50〜60℃)になったら
茶葉の入った急須へお湯を入れます。
そして1分20秒蒸らします。
各テーブルに時計が置いてあるところが親切ですね。
1分20秒はあっという間に経過してしまうので、秒針を眺めて待つのが良いかもしれません。
1煎目、2煎目、3煎目まで楽しめますよ。
1煎目は1分30秒蒸らしたけれど、2&3煎目は湯ざましたお湯を急須に入れたらすぐ飲み頃です。
やっぱり1煎目が1番美味しい。旨み、甘みが凝縮されていて、目を瞑ったまま味わいたい玉露。
本日の和菓子は
大黒屋鎌餅本舗の鎌餅
うっすら餡子が透き通って見えますね。
とろん♪もっち〜と、柔らかいお餅、中のこし餡は疲れた体を癒すのに丁度良い甘さ。
「はぁぁぁ、幸せぇ〜♪」としみじみ思いました。
美味しい玉露と和菓子を堪能し、さぁ帰ろう!と思っていたら
入口近くに飾ってあった急須に見惚れ、しばらく見入ってしまいました。
常滑焼の急須・・・素敵だわぁ。 こんな急須で玉露を楽しめたら素敵だわ。
只今ちょっと節約期間中なので我慢我慢。
次回の京都旅の際は買って帰りたいと思っています。
一保堂茶舗 いっぽどうちゃほ
http://www.ippodo-tea.co.jp/
Add:京都市中京区寺町通二条上ル
Tel:075−211−3631