京都には山ほど美味しいお店があるけれど「また行きたい」と思える所、そして実際に何度も足を運ぶようになる所というのは限られてくる。
美味しいけどインパクトがなかったり、‘何かが足りない’=物足りないと2度目の訪問は・・・ない。
人の評価って厳しいな〜って思います。さっき友達とも話していたんだけど、「お客は正直なんだろうね」って。ちょっとでも手を抜くと・素材の質が落ちると・シェフが変わって味が落ちると・・・お客様は離れていってしまう。
シェフって大変な仕事だと思います。毎日勉強するシェフはどんどん腕も上がって、個性も磨かれていくと思う。
どの職業にも当てはまることだけど、‘勉強すること’って大切なことだと思います。でも、それは‘机に向かってガッツリ勉強する’という意味ではなくて。
さて
先日行って以来、すっかり気に入ってしまったスペイン料理店
‘エルボガバンテ346’ http://www.elbogavante346.com/
前にいただいた‘甘エビのアヒージョ’が忘れられない!! で、また行ってきました。
今回は、以前頼んでいないメニューにトライすることにしました。
カタルーニャ風焼き野菜
パプリカが色鮮やかできれい。パプリカ、玉ねぎ、茄子、ミニトマト。お野菜の甘みが素晴らしいので味付けはシンプルです。素材の良さを生かした1品。
三陸産セルガキ特大
ここの生牡蠣は先生のお気に入り(私は生牡蠣が苦手なので食べていません)
そうそう、白ワインを頼んだらこんなグラスに入ってきましたよ。
ウイスキーやブランデーが飲みたくなりそうなグラス(って、私はまだどちらも美味しく飲めませんが・・・ただ今練習中なのです)
天然ホタテのガリシア風オーブン焼き
ホタテの殻がお皿になっているところがオシャレ。
オレンジ色のソースは玉ねぎとパプリカ。玉ねぎの甘みがすごいの♪
くも子のローマ風フリート
「くも子って何??」知らないものはまず食べてみなくちゃね。
くも子とは=タラの白子でした。中がクリーミィでとろぉんとしていて美味しい。レモンをたっぷりかけていただきました。
アヒージョ 峰山産若鶏
オイルグツグツ〜、で食欲倍増。若鶏だからとっても軟らかい。
自家製のパンをもらい、残ったオイルをたっぷりと付けて頂きました。
赤っぽい色のパンはエルボガバンテでしか食べられない独特の風味のパン。私のお気に入りのパンです。自家製のドライトマトとブラックオリーブが入っていて、シナモンの香りがするの。口に含むと何処か外国へワープしたような、そんな風味のパン。
子羊のアサード エスパニョーラソース
こんなに軟らかい子羊は食べたことないです。全く!クセのない子羊。私、レアなお肉は苦手なんですけど、これは不思議とすんなり入ってきた。
シェフ=三四郎さんの作るスペイン料理はとっても繊細で品があります。見るからに真面目で几帳面そうなシェフ。三四郎さんの作るスペイン料理は、スペイン人が食べたらきっと驚くと思う。だって・・・他のスペイン料理店とはどこか違うんです。
EL BOGAVANTE346 (エルボガバンテ346)
ADD:京都市中京区三条西洞院西入ル塩屋町53 ORYZA三条西洞院
TEL:075−255−9892
定休日:水曜日
HP:
http://elbogavante346.com/