京都在住7年目のフードコーディネーター・フードアナリストです。
4月から沖縄生活始めます。

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楽仙楼
 
 久しぶりの更新です。
 パソコンの前にいる時間は結構長いのに、自分のブログを更新する心の余裕がありませんでした。
 今日は久しぶりのお休みなので更新を♪ちなみに私はGW=休みではありません。稼ぎ時ですから〜。
  
 先週、関谷江里さんの赤本(笑)http://www.fusosha.co.jp/book/2009/05937.phpを参考に「まだ行ったことのない所に行ってみよう」と先生(=夫)とチェックをしていたら、P57下『楽仙楼』の水餃子の写真に目が奪われました。
 「この水餃子が食べてみたいっ!」そう思い、早速予約の電話をすると
 
 「席空いてますからどうぞー」とのこと。「え?予約時に名前も電話番号も言わなくて良いの??そんなのでホントに大丈夫?」とちょっと不安になりました(・。・; お店に到着してそんな不安はすぐに消え去ったのですが。

 女性店主・三原恵子さんは中国東北地方のハルピン出身なのだそうで、中国なまりの日本語を話すのですが、ものすごく元気が良くて&よく働く働く。
 そんな三原さんの作るお料理は、どれも親しみやすい味でした。
 
 ‘ゆばとピータン’
 ピータン×豆腐の組み合わせはよくあるけれど、ピータンと湯葉の組み合わせって珍しい。チャーシューのように見えるのが湯葉です。

 ‘棒々鶏’
 あっさりとした蒸し鶏に白胡麻ソース???ですか??白胡麻というより、ナッツっぽく感じました。何が入っているのかな?クリーミィだけどしつこくなくて、どこの中華料理店とも違う棒々鶏。


 ‘豚の角煮’
 脂っこくなく、むしろ豚の角煮にしてはあっさりさっぱり系。お酢が入っているのかな〜?


 楽仙楼の看板メニュー‘水餃子’。モチモチ、むちむちした餃子の皮が特徴。中の餡はしっかりと味付けがしてあって、何もつけなくても美味しくいただけます。


 ‘焼き餃子’も(先生は‘焼き’餃子が好きなので)。丁度良い焼き加減。サクリとした食感。


 追加で‘海老のチリソース’をオーダー。チリソースは、酢豚のソースのような風味がしました。中華なんだけど、ベトナム料理で出てきても不思議ではないような、そんな感じのする1品でした。そしてしっかり辛い。レベル5で表すとしたらレベル4ぐらい。


 楽仙楼。飾らない中華料理店。良い意味で‘庶民的’な料理店だと思いました。リピート決定。どれも美味しかったです。
 これで‘全席禁煙’になったら嬉しいのに、とは思いましたが。隣の女の子、そして反対のお隣さん(サラリーマン)も吸っていたので、吸わない私にとっては辛いのです。タバコの煙が大嫌い。特に食事中のタバコは大反対っ<(`^´)>!!!

 煙でちょっと不愉快になったものの、それ以上にお料理が美味しかったので満足しました。
 鶏の唐揚げも美味しいらしいので次回は必ず頼んでみようと思います。


 楽仙楼
 Add:京都市下京区東洞院四条下ル西側元悪王子町37
 Tel:075−351−4900
 11:30〜14:30LO、17:30〜23:00LO
 月曜日:お休み(祝日の場合は営業)

  


 

 

‘スースック’初体験
 
 最近何だか胃の調子が良くなくて(食べ過ぎ?飲み過ぎ?・・・たぶん後者)外食を控えていました。薬をしばらく服用し、胃の調子はほぼ回復しました。
 早速昨日はご近所の“ジォカトーリ”へ。
 念の為、私はワインは止めてサンペルグリノで。先生(=夫)のワインを1口ずつもらいました。

 
 行く度に注文してしまう「カポナータ」カポナータは家でもよく作りますが、今まではトマトベースでした。最近は、ジォカトーリ風→トマト無し+ケッパーを入れて作っています。出来たてよりも断然翌日の方が美味しい★


 パンは2種類。山切り食パンは日(?)替わりで、この日は桜の葉の入ったパン。いつもサクサクで美味しい。それから無塩のパン。


  「小イカのアンチョビとオリーブオイル炒め」1口食べて感動しました。イカが柔らか〜い!そしてアンチョビの風味が効いています。スペイン料理でも出てきそうな1品。残ったオイルも残しません。こんなに美味しいオイル、残したら勿体なさすぎっ!!無塩のパンにたっぷりと付けて頂きました。お皿は舐めたかのようにキレイになりました。
 同じものを作れるとは到底思っていませんが、シェフの桑原さんが作り方を教えてくれたので近々自宅でも作ってみようと思っています。


 「柔らかく炊いたアワビのグリルアワビ=硬いものではないのです。腕の良いシェフの手にかかれば、コリコリなアワビも柔らか〜く仕上がるのです。周りのグリルされたお野菜も抜群に美味しい★


 「骨付き子羊(骨一本分)粒マスタードのソース」お肉は骨の周り部分が1番美味しい!と私は思っています。「さちこ、骨の所がほしいんでしょ?あげるよ。」と先生お見通し(笑)


 「スースック タケノコとエビの白ワイン風味スースックは直径5mmほどの粒状パスタ。サルディーニャ島独特のパスタ。スースックを使ったメニュー、今まで他店では見たことがありません。なかなか手に入らないのだそう(家に帰ってからインターネットで探してみましたが、残念ながら1件は売り切れで、あとは販売しているところは見つかりませんでした。)


 スースックにスープがよく染み込んでいます。その食感は独特・・・表現するのが難しい。もっちりしていて柔らかいけれど噛みごたえがないわけではなくて・・・その食感が面白くって、スルスル、スイスイと口に運んでしまう。スースックは所々香ばしくて本当に美味しい。食べ始めると「やめられない、止まらない」状態になってしまいます。


 一見チャーハンのような、リゾットのような・・・
 タケノコの食感が良いアクセントになっています。
 私も早くどこかでスースックを入手して、何か作ってみたいです。

 デザートも食べたかったけれど、さすがにもうお腹が一杯。一応病み上がりだし(そのわりには食べ過ぎですね)。
 デザートは次回のお楽しみに&次回もスースックを食べたいと思います♪

 ジォカトーリ
 place:京都市中京区間之町通二条下ル
  Tel:075−212−0611
 月曜日お休み
 
 
手作り餃子
 
 最近自分の中で‘ラフマニノフ’がブームで、家に居る時はラフマニノフの曲ばかり聴いています。
 特に好きなのはピアノ協奏曲2番の第3楽章。何度も聴いているのに、聴く度にうっとりしてしまいます。先生(=夫)からは「ま〜た聴いてるの??」と半分呆れられていますけど、元は先生のCDなのです。
 寝る前にもう1度聴きますよ〜。いい夢見られそう♪

 さて、木曜日は週に1度のお休み。
 「夜どこか食べに行こうか?」と先生が言ってくれたけど、今日の私は「餃子モード」なのでした。餃子は先生の好きな食べ物の1つです。

 お休みの日はちょっと時間のかかる料理を作りたいと思っています。ジムでひと泳ぎしてから餃子の材料を買いに行き、帰宅後は早速餃子作りを始めました。
 材料はキャベツ・ニラ・豚ひき肉と調味料、とシンプルなレシピです。キャベツとニラの水気をしっかりと切ることと、材料をよ〜く混ぜ合わせることが大切ですね。

 焼く前


 出来上がり

 
 結婚するまでは餃子を焼くのが苦手でした。ベチャベチャな焼き上がりになってしまったり、焼き色が付かずに不味そうな焼き上がりになってしまったり・・・でも今はちゃんと焼けるようになりました。「餃子の上手な焼き方」を先生に伝授してもらったので(笑)

 餃子には‘酢醤油’ですが、今回は‘辛子’もつけてみました。味に少しメリハリがついて美味しかったです★今度から餃子を食べる時は‘酢醤油+辛子’にしたいと思いました。
 
 久しぶりに食べる餃子。餃子にはやっぱりビールですねっ!!


さくらもち麩
 
 関西と関東の違いは色々ありますが、昨日また1つ発見しましたよ。
 職場スタッフとの会話。

 Tさん:今日のお昼は、コンビニで買った‘冷麺’持ってきた〜
   私:冷麺なんてコンビニで売ってるんだね!?
 Tさん:え、普通に売ってますよ

 ・・・でお昼休憩中。見るとTさんが食べているのは冷麺ではなく‘冷し中華’

   私:あれ?冷し中華?冷麺じゃなかったの??
 Tさん:冷し中華?これ冷麺ですけど・・・???
   私:え、冷し中華だよぉ。冷麺は韓国のでしょ?
 Tさん:???冷し中華なんて言いませんよぉ。

 ってな感じでした。他のスタッフ(京都人)も皆‘冷麺’と呼ぶと言っていました。「じゃあ韓国の冷麺は何ていうの?」と聞いたら「ん〜・・・韓国冷麺」とのこと。
 同じ日本なのに呼び方が違うのは面白いですね。鶏肉→‘かしわ’や、どら焼き→‘三笠’と言うことも引っ越してきてから知りました。


 さて、仕事場でお土産に頂いたお菓子を紹介します。
 名前を知らない人はいないぐらい(ですよね?)有名なお麩専門店『 半兵衛麩 』http://www.hanbey.co.jp/top.htmlの和菓子‘さくらもち麩’

 可愛らしい小ぶりなさくらもち麩×5個入り。

 生麩の中は・・・

 白餡でした。

 私、白餡は苦手なのですが、そんな私も美味しく頂けるほど、上品な甘さであっさりな白餡。
 桜餅は葉っぱも食べますか??これは意見が分かれるところだと思いますが、私は食べる派です。葉っぱの香りと、あのちょっとした塩分が、桜餅の美味しさを引き立ててくれていると思っています。
 生麩のねちっ、むにっとした独特の食感が美味しかったです♪
 ご馳走様でした。

 
 
 
夜遅ディナーは
 
 ラストオーダーの時間が遅くて、ワインも料理も美味しくて、雰囲気も良い所・・・ありそうで実はなかなか無いのです。

 一昨日の夜。仕事が長引いてしまって、終わったのが22:00過ぎでした。その時間からでもしっかり食べられる所と言えばここ
 ‘京都ネーゼ’http://kyotonese.hp.infoseek.co.jp/。早い時間は予約が取りづらいけれど、夜遅だと予約が取れる確率は高くなります。22:30から予約をし、先生(=夫)とお邪魔しました。
 スタッフの木原くんに「先生疲れてますね。栄養ドリンクいっときますか?」と言われ(笑)泡=スプマンテからスタート。
 
 「生ハムと宮崎産水牛のモッツァレッラ」
 1度水牛のモッツァレラを食べてしまうと、もう牛乳製のモッツァレラには戻れないです。水中のモッツァレラは1口食べると、じゅわ〜っとミルクが溢れ出ます。さっぱりしているのに濃厚。京都ネーゼの生ハムはふわっと感が特徴。他店のものとは違います。


 「塚原産たけのこのアンチョビバターソース」
 食べた瞬間「よしっ。これは家で再現して作ろう!」と思いました。旬のたけのこ、色んなレシピで頂きたいですねぇ。


 「カラスミの冷製パスタ」
 がっちり冷えた、あっさり冷製パスタ。マンゴー色の濃厚なカラスミが贅沢にトッピングされています。よぉ〜く冷やしたスプマンテとよく合う合う。‘イタリアには冷製パスタは存在しない’というけれど、これなら「ボーノ!」と言ってくれるはず。


 「鳥羽産黒アワビのやわらか煮」
 前回頂いて、先生も私も「また食べたい!」と思った1品です。メニュー名の通り、アワビがほんとーーーにやわらかいです。レンコンやトマトも入って、食感・色彩豊かな1皿。


 最後に森シェフに我が儘を聞いていただきました(笑)。メニューには載っていないパスタ。超シンプルなパスタが食べたいな♪と。希望通りのパスタ。このパルミジャーノの盛りつけ方が京都ネーゼの象徴。ウチでも真似させてもらってます。

 
 夜遅いしちょっと控え目に・・・と思っていたのに普通に食べてしまいました。でもね、仕事で疲れた時は‘美味しい料理と美味しいワイン’に限るのです。

 そうそう。京都ネーゼに新人君が入りました。18歳(=平成生まれ)(+o+) 京都ネーゼの雰囲気によく合っていると思いました。桝村君、頑張ってね★

 
 
hikari-yurari
 
 木曜日は週に1度のお休み。2度寝をし、10時までしっかりと寝ます(^。^)
 「やっぱり睡眠って大事なんだな〜」と改めて思いますね。
 
 先週の木曜日「何処かでランチしよっか?」という先生(=夫)の提案で、私は‘食べログ’参考にお店探しをしました。食べログは辛口なコメントも多く、褒めてばかりで信頼性のないフード雑誌よりも信頼できるのでよく利用させてもらっています。
 その日の気分はイタリアン。
 私も先生も小じんまりしたお店(夫婦2人で頑張っているような)が好きなので、選ぶレストランはアットホームな雰囲気の所が多いです。そして今回も。

 hikari-yurari http://kyoto.cool.ne.jp/hikari_yurari/
 鞠小路通り×今出川通り上ル。住宅街の一角。「こんな所にイタリアンがあるなんて!」というような場所にある小じんまりとしたイタリア料理店。店内は狭いけれど、何だか妙に落ち着くのです。

 ランチは2つのコースがありまして、
 *ランチA
 自家製パン・前菜(4種類の中から1品)・パスタ(3種類の中から1品)・デザート ¥1,000
 *ランチB
 ランチA+本日のメインがついたコース ¥1,700
 (その他、時間の無い方はパスタランチもありました)

 今日はの〜んびり過ごせる休日でしたので、私と先生はランチBで。
 お休みなので昼間から白ワインも頂きました(*^_^*)

 まずは前菜。
 私:ゴルゴンゾーラチーズのプリン仕立て(+¥250)
 プリンというよりクレームブリュレ仕立て。キャラメリゼのパリパリを崩しながら頂きます。中身は炒めた玉ねぎとキノコ。上のパリパリとプリン生地のねっとりの対比がメリハリ感を作り出しています。


 先生:京都ポークと白レバーのパテ(+¥250)
 お肉の味が濃く、尚且つ上品なパテ。瑞々しいジュレが良いアクセントになっています。


 自家製のグリッシーニとフォカッチャ。グリッシーニも手作りしている所は珍しいのでは?と思います。ドライパセリの練り込んであるグリッシーニは料理の合間の口寂しい時にポリポリ齧るのにちょうど良い!目の詰まったしっかりめのフォカッチャ。小麦の味がしっかりと感じられて美味しいです。


  パスタ
 私:牛挽肉といろいろな豆のタリアテッレ(+¥250)
 柔らか過ぎない=食感の残るお豆さんがゴロゴロ入っています。牛挽肉と豆って相性が良いですね(メキシカンにチリコンカンもありますし)。タリアテッレは自家製。


 先生:自家製ソーセージと春キャベツのスパゲッティ
 自家製のソーセージが沢山入ったオイルベースのパスタ。


 メインは豚肉。春だから菜の花も。ジャガイモのピュレがソース仕立てになっています。圧力鍋で調理したのかしら?と思えるぐらい柔らか〜い豚肉。脂の部分がとてもジューシー。脂なのに油っこくなくて、口に入れた途端スーッと儚く溶けていく・・・


 デザートはキャラメルのシャーベットとパンナコッタ。トッピングは白胡麻のチュイル。キャラメルのシャーベットはほろ苦くてさっぱり。パンナコッタは先生の好きなsweetsの1つ。良かったね、先生。コクがあってまったり優しい味わいのパンナコッタは、キャラメルのシャーベットとよく合うのです。



 このお店、何とシェフ1人でぜーーーーーんぶ切り盛りしています!!!料理を作るのもサーブするのも。聞くと「ランチもディナーも全部1人でやっています。」とのこと。えーーーっ!びっくりです。

 それだけでもびっくりなのに・・・

 このボードを見て下さい。生ハム・サラミ・アンチョビ・ボッタルガ(カラスミ)・オイルサーディン・スモークサーモン・パスタに数種類のハーブにチーズ・・・これ全部シェフの自家製!!!

 一人でよく頑張るなぁ(+o+)と感心しました。全神経をお店の為に注いでいる感じ。真剣勝負。
 コストパフォーマンスのかなり高〜いイタリアンだと思います。「こんなにお安くて良いのですか???」と確認しそうになってしまうほど。

 また行きます。絶対行きます!!
 私も先生も1度行って大好きなレストランになってしまいました。


 hikari-yurari
 Add:京都市左京区田中大堰町202
 Tel:075−703−7021
 Lunch:11:30〜14:00(L.O) Dinner:18:00〜22:00(L.O)
 定休日:月曜日(祝日は営業。翌火曜日定休日)