京都在住7年目のフードコーディネーター・フードアナリストです。
4月から沖縄生活始めます。

mailはこちらへ sachico.st@gmail.com
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
Restaurant KEI
 

先々週のことですが… 浜松に住む友人と中間地点(?)で待ち合わせ

Restaurant KEI http://www.arcriche.jp/bridal/chapel/kei/ でディナーをしました。

この日はシャンパンフェアということで6〜7種類ものシャンパーニュをグラスでいただけるという、シャンパーニュ好きな人にはたまらない日でした。
私は3種類いただきましたが、どれも泡が元気できめ細やかで美味しかったです。

コース料理の前に、野菜スティック。 色が鮮やかでとてもフレッシュで 「あ、野菜が生きている」 と思いました。

●豊橋ウズラ卵と豊橋合鴨の生ハム  ●リエット・ド・ポーク ●ホウレン草のビスキュイ・ロールとスモークサーモン ●稚鮎のフリットとコロンボ風味のキュウリ

パプリカソース効果でポップ、遊びのあるプレートでした。

●オマール海老と大根のミルフィーユ ヴァニラ香るヴィネグレット添え

パンはお料理に合わせて、お料理が変わる度にサーブして下さいました。
ちなみにこちらは、レモン風味のパン。

●フォアグラのロティとホタテ貝のポワレ トリュフ香る ポテト添え

フォアグラは火が通っているかいないかのギリギリな半熟加減でトロトロ〜

●伊良湖の鯛のヴァプールとウニのラヴィオリ アスパラガスとパルメザン添え

ラヴィオリの中にはウニが隠れていて、口一杯にウニの香りが広がりました。

●パルメザンチーズのスープ

少量ですがとても濃厚でインパクト大なスープ。 本物のチーズに負けないぐらい風味が強く、パンによく合います。

お口直しのグラニテ

●エピス香る 牛のフィレ肉のロティ ポルチーニとモリーユの2種類のキノコのクレーム添え 蜂蜜オレンジソース

牛肉のやわらかさに驚きました。低温調理…かしら。 お肉の食感はちゃんと残っているのに、ナイフが1度でスーッと入る程のやわらかさでした。 そしてとても繊細。

●ショコラ・デリス

ピエールマルコリーニのパフェを思い出しました(笑)

●クレームブリュレ

表面のパリパリを崩す音が昔から好きでした。 パリッ、パリパリ…って。 焦げ目がもう少ししっかりと付いている方が本当は好みですが、これはこれでまろやかさが強く美味しかったです。

●フランボワーズとライチのドーム 白ワインのジュレとグリオットのコンポート

フランボワーズクリームの中にはライチソルベが隠れています。 スッキリ爽やかな酸味と甘みのバランスの良いデザート。

マカロンとフロランタン

食後はコーヒーで〆


お料理は味ももちろん大切ですが、見た目も同じぐらい大切ですね。 こちらのレストランはカラーコーディネートや盛り付けもしっかりと計算されていてコースの流れも良く、食器のセンスも良く、素晴らしかったです。

私のお腹は冗談ではなく本当にはち切れそうでしたが(笑) 久しぶりに色々と話せて幸せ一杯のディナーでした。 ありがとう。

また機会があればこちらでディナーしたいなぁ★
DEAN&DELUCAでキッシュ


また名古屋に寄ったので、DEAN&DELUCAに立ち寄ってみました。 

キッシュを見ると、食べずにはいられない私。
(上の段の真ん中の、ラップサンドも気になっています)

1切れいただいてみることにしました。

ずわい蟹とカリフラワーのキッシュ ¥525

 with

炭酸水。
PARADISO(パラディーゾ)はイタリアのお水です。ラベルに描かれている天使の羽根のモチーフは、‘赤ちゃんに良い水’=‘良質な天然水’ということを意味しているのだそうですよ。

バターたっぷりのキッシュには炭酸水が合いますね(もちろん白ワインやスパークリングワインも最高の相性だと思いますが、最近はアルコールを控えているので)。 泡が口の中をさっぱりとさせてくれるのです。
発砲水にしては泡がキツくなく、喉に優しい感じでした。



1口目からずわい蟹の風味がしっかりときました!
玉子の部分よりも具が多く、リッチなキッシュ。 飴色玉ねぎの甘さと香ばしい香りとコクが良かったです。

最近私のまわりでキッシュを作る人が多いのですが、流行っているのかな?
私も作りたいなぁと思うけれど、2人暮らしにホールのキッシュは… 食べきれないことが分かっているので、食べたい時は外へ行ったり、デパ地下で買って帰ったりしてしまいます。
油そばって美味しい

好き嫌いは少ないと思います。
どちらかというとあまり好きではない、というものは少しあるけれど「絶対食べられない!」という食べ物はありません。 1つを除いては。それは…
スッポン。だってね、子どもの時からずっと飼っていたんです、亀。
そんなわけで、私をスッポン料理には誘わないでくださいね(笑)


最近、私は‘油そば’に出合い、見事ハマりました。
今までラーメンは…あまり好んで食べる方ではなかったのですが、先日先生(夫)とラーメン屋さんへ行き、油そばを食べてその美味しさに感動したのです。

ラーメンの前に、炙りチャーシューともやし with ビール。
脂ののったチャーシューと、あっさりもやしは合いますね。バランス良いです。

そして

これが油そば!

スープのないラーメンです。下に油とタレが沈んでるので、よ〜く混ぜてからいただきます。
チャーシューなどのトッピングもできますが、私は具が少ない方が好きなので無しでお願いしました。 麺は軟らか過ぎず、でもモチモチッとしていてタレがよく絡んで絶妙


油そばの発祥が気になって調べてみたけれど、各説あって不明なのだそう。

こちらのお店は京都ではないので、京都で油そばを食べられるラーメン屋さんを探してみようと思います。 もしご存じの方がいらっしゃったら教えてください。
のぼりや
 
またまた遠征ご飯シリーズです。京都の皆様、ごめんなさい。 でもね、いつか近くに行くことがあれば寄ってほしい1軒なのです。


先日、豊橋の知人に会いに行ってきたのですが、その方お薦めの鰻屋さんで夕ご飯を。


のぼりや http://r.tabelog.com/aichi/A2306/A230601/23006843/

地元の人からも人気ののぼりやさん。 営業時間は一応11:30〜20:00(L.O.19:30)なのですが、売り切れた場合や気分で(?)早めに閉める日もあるということなので要注意。 事前に電話で確認するのが確実だと思います。


暖簾をくぐると田舎の食堂のような雰囲気でした。 そして靴を脱いで座敷へ。

‘田舎に泊まろう!’で出てきそうな雰囲気じゃないですか?
この飾らない感じ、結構好きです。


鰻にはやっぱり日本酒かな〜。でもまずは

ビール!

そして主役の

上定食 ¥3500 (並 ¥2800もありますよ)

鰻はふっくらふんわり軟らかく、でも香ばしくて、関東風の甘辛ダレ。
うーん、絶品です。 日本酒にもやっぱり合います。
静岡生まれの私は鰻にはうるさいのですが(笑)こちらの鰻は本当〜に美味しい。

もずく酢とお漬け物は箸休めにぴったりですね。


肝吸いも。

食後はデザートが付いていました。 キウイ、パイナップル、杏仁豆腐と… 茶色のゼリーはコーヒーゼリー?? よぉく味わったつもりですが、コーヒーの味はしなかった気が…します。


帰りがけに見つけました。

食べログ2009年のランキングで上位に選ばれたそうです!
あの一件で少しイメージがダウンしてしまった(であろう)食べログですが、のぼりやが上位ランキングに入るのは食べてみれば納得するはず。
 
豊橋に行くことがあれば‘必ず寄りたい1軒’になりました。

手羽先は本場で
 
こんばんは。
ただいま私、名古屋に来ております。そんなわけで久しぶりの名古屋グルメ情報をアップしようと思います。


名古屋名物と言えば、味噌カツ、味噌煮込みうどん、きしめん、エビフライ、天むす… それから忘れてはいけない手羽先。

名古屋で有名な手羽先専門店は‘世界の山ちゃん’と‘風来坊’ですが、実は今回どちらも満席で入ることができませんでした。座席数多いのに満席ってスゴイわぁ。 でも、絶対今日は手羽先を食べるんだ!と朝から決めていたのでガックリ…
どうしても手羽先が食べたいっ!!

ネットで手羽先情報を調べ

つばさや http://www.st-group.co.jp/tubasaya/ へ行ってきました。

手羽先にはやっぱり


ビールでしょ!
つきだしはつくねでした。

お楽しみ(手羽先)の前にお野菜を、と思って


やみつきキャベツ

味噌マヨネーズがかかっていて「名古屋だなぁ」と思いましたよ。 味噌マヨネーズ、美味しいですよね。フレンチドレッシングやイタリアンドレッシングのかかったサラダにはビールは合いませんが、味噌マヨネーズのサラダは合う!!これなら日本酒のおつまみにも合いそうです。


お次は名物の


手羽先唐揚げ

辛さは甘口、普通、辛口、激辛の3種類から選ぶことが出来ますが、無難に普通をチョイス。甘辛ダレの手羽先は、何本でも食べられますね〜。1人5本じゃ足りないわ。


メニューを見た時にとっても気になった


豚玉鉄板

鉄板でジュージュー焼かれた状態で運ばれてくるので火傷に注意!  豚肉とトロトロ〜な玉子の組み合わせ、最高です。それに甘辛のタレとマヨネーズ。 お好み焼きによく似たお料理でした。
家でも真似して作ってみよう。

そして最後にガッツリと!


特製味噌鉄板焼き ミックス鉄板

具材は鶏モモ、豚ホルモン、もやし、ニラ、玉ねぎ。火を通す前の状態で運ばれてきて、目の前で点火されます。


ジュージュー食欲をそそられる音で、完成が待ち遠しかったです。
この時もう結構お腹は一杯だったはずなのに、それでもお箸は進む進む。鶏肉と豚ホルモンのエキスを吸ったもやし。元々激安食材のもやしも、こうするとちょっと豪華な感じになりますね。


名古屋グルメはどれもビールに合うものばかり。
お料理が美味しいからビールが進む。ビールが美味しいから料理が進む、の連続。
そのうちビールっ腹になるよー、私。


艸花庵 養老軒

休業中は「落ち込んでいても仕方がないでしょ! せっかくだから楽しまなくちゃ!」と思って頻繁に名古屋へ進出しています。

名古屋と京都を行き来する私をみて、友人から「名古屋に男がいるのかと思った」と言われてしまいましたよ(笑)


昨日名古屋から帰ってきたばかりだけれど、今週末もまた名古屋へ行ってきます。 今度は何処を観光しようかなぁと考え中。
お薦めの場所があれば、ぜひ教えて下さい★



JRセントラルタワーズ(高島屋)は、大きな書店と東急ハンズが入っていることもあって(東急ハンズ好き!)よく足を運びます。
気になる所を見て回った後は、13Fのレストラン街で一休み。


今回行ったのは


艸花庵 養老軒 (そうかあん ようろうけん) http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23001473/


大正11年創業、老舗の甘味処です。


こちらでいただいたのは10月16日までの限定の



秋実 (しゅうじつ)

栗と栗あん、手作りスイートポテト(右側の丸く黄色いもの)が主役の和パフェ!
巨峰、梨、バニラアイスクリームと、見えないけれど粒あんがたっぷり下に埋もれています。
さらにその下には葛羹が。 わらび粉と葛粉で作られたというこちらの葛羹は、弾力があってモチモチ〜、ぷるんと食感が非常に良いです。
くず餅、わらび餅、寒天、ゼラチン…どの食感とも違ってクセになってしまいます。

そうそう、このスイートポテト、何と温かいんですよ! スイートポテトの温かいバージョン、みたいな感じ。
(私はかけませんでしたが、一緒に黒蜜が添えられてきましたよ)


秋の味覚が満載で、ほっこり幸せ〜な気持ちになりました。 やっぱり女性は芋・栗・南京が好きですね−。
今週末にまた食べに行ってしまいそうです。


さて、明日からちょっと東京へ行ってきます。
久しぶりにティム(愛息子)に会えるのが楽しみ〜★  
ソムリエのいるおでん屋さん

名古屋1日目。

Rhubarbeでガレットを堪能し、ノリタケの森でノリタケの歴史&1枚の食器ができるまでの工程を学び、栄をブラブラし…
かなり疲れてしまった私。


でも


テレビ塔の美しさに疲れが吹っ飛びました。

栄の駅で先生と待ち合わせをして向かったのは、駅から徒歩1分の



おでん&ワイン カモシヤ
http://r.tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23037925/

http://www.bar-and-restaurant.com/nagoya/kamoshiya.html


食べログで評価が高く、気になったのでこちらに決めました。


予約しておいて良かった。
店内は満席で、私たちが席についてからも何度かお客様が来られ、断られていたのです。

仕事で頑張った50代〜60代のおじさまたちが1週間の疲れを癒やすため、同年代の同僚や部下と一杯楽しむのにぴったりのおでんやさん。 もちろん女性同士やカップルでも楽しめると思いますよ。


日本酒や焼酎以外に


ワインの種類も多い!おでんやさんなのに。

そう。こちらはフレンチやワインバーで経験を積まれたソムリエがオープンさせたおでんやさんなんです。

「おでんとワインって合うの??」と半信半疑で(どちらかというと‘疑’の方)でしたが、合うと思えば何でも合うっ!!のですよ。 それに‘ワイン’と‘味噌’、同じ発酵食品ですし。


まずは疲れを癒やすための1杯


スパークリングワインです。泡系は疲れた体を癒やしてくれますね−。


メニューを見て、気になったものをいくつか注文しました。


チーズの粕漬け

そんなに粕臭くなく、クセの無いあっさりとした粕漬けでした。



エビのガーリックオイル煮

スペイン料理の陶板焼き、ですね。



自家製オイルサーディン

プリプリとしたイワシ×3。ローズマリーの香りがイワシと相性良くて、これは白ワインに合うでしょう!

ってことで


カリフォルニアの白ワインを。



すじ煮

カモシヤの名物の1つです。トロントロンに煮込まれた牛スジが味わえる1品。


それから


テール(大)

コラーゲンたっぷり!骨のまわりについているお肉部分をナイフでカットしながらいただきます。
コラーゲン入りのドリンク飲むよりも、こうやって自然な形で食事から摂る方が体が喜んでくれそうな気がします。


おでんの定番


大根

カモシヤのおでんは、しじみと牛のミックス出汁に八丁味噌を合わせたものです。色は濃いぃぃけど、食べてびっくり!かなり薄味なんです。

なのでこのまま食べるよりも


テーブルに置いてある辛子や‘つけてみそ かけてみそ’http://www.nakamo.co.jp/ をつけながら


このぐらいで丁度良い塩加減。

(‘つけてみそかけてみそ’が気に入って、京都に帰る前に買ってかえりました)


だしまき玉子

大胆な発想だなー。


最後にグラス赤ワインを追加し、メニューを見て気になった品をオーダーしました。


福煮

お豆腐、ちくわ、牛スジ、レンコンなど、煮込んで煮込んでお鍋の底に煮崩れて残ってしまった色々が合わさったのが福煮。
余り物には福がある、という意味からこの名前を??

その他にも気になったメニューがいくつかあったけれど(トマトのおでんとか)、さすがにもうお腹パンパン!!で食べられませんでした。


名古屋にはまだまだ行ってみたい味噌おでん屋さんがあります。 それに、本場の手羽先も、味噌カツも、小倉トーストも食べてみないとねー。

来月の名古屋滞在時にはどこへ行こうか…今からリサーチしておきましょう。