パン食文化向上委員会
2010.06.12 Saturday
フードアナリスト協会の中に“パン食文化向上委員会”というグループがあります。このグループはどんなことをしているのかと言うと、パン食啓蒙活動をしています。
一言で言うと、「麹町(フードアナリスト協会の本拠地)から全国へパン食文化を広げよう!」ということ。
そんな会に、私も参加させていただきました。
今回のテーマは“ライ麦パン”でした。
皆さんはライ麦パンにどんなイメージを持たれていますか?
おそらく“酸っぱい”、“固い”、“ボソボソしている”、“膨らんでいないパン”というようなものではないでしょうか?
その通り!
でも、マニアにはその酸味・ボソボソ感がたまらないのですよ(笑)
見て下さい、このずら〜っと並んだトレイを!
全部で19人分あります。
東京都内で販売しているライ麦パン9種類が1つのトレイにのっています。
実際に9種類のライ麦パンを見て・触って・嗅いで・食べて評価していきます。
Thinking-timeは約40分間。
1つ1つ真剣に評価をしていくと、40分という時間はあっという間に過ぎてしまいます。
私は何とかギリギリの38分ぐらいで香り・第一印象・色・固さ・食感・酸味などを評価することが出来ました。結構難しかった〜っ!
トレイの上にのったパン
123
456
789
の順でパン屋さんを公表していきますね。カッコ()内はライ麦率です。
パンの名前を書いてあるもの、聞き漏らして書いていないものがあります。ご了承下さい。
1.オー・パン・グルマン/(100%)
2.アルチザン・ブーランジェ・クピド/パンオセーグル(90%)
3.ラビラント/パンオセーグル(50%)
4.マールツァイト/ミッシュブロート(50%)
5.ベッカライヒンメル/ロッゲンミッシュブロート
6.ヴォルテール・ビープルズ/プンパニッケル(90%)
7.東京フロインドリーブ/プンパニッケル(90%)
8.ルヴァン富ヶ谷店/セーグル50
9.ブロートハイム/ベルリーナラントブロート(70%)
以上!
私個人的に1番気に入ったのが7番目=東京フロインドリーブのものです。
見た目「酸っぱそぉぉ〜!」なのに、食べてみると「あれ?酸っぱくない」という感じなのです。また、噛みごたえがあってパンを食べているというよりはおかずを食べているような感覚。噛めば噛む程に味が出てくるライ麦パン。
東京フロインドリーブは広尾にあるパン屋さんです。
気に入ったので、近いうちに私も買いに行ってみたいと思います★
こんなに沢山の種類のライ麦パンを1度に食べたのは始めての経験で、とても面白かったです。