京都在住7年目のフードコーディネーター・フードアナリストです。
4月から沖縄生活始めます。

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出町ランプ
 


昨日大阪で友人の舞台を観た帰り、京阪電車に乗って京橋から出町柳に出たので寄ってみたい場所がありました。




豆餅が有名な「出町ふたば」や、あんみつが人気の「いせはん」がある辺りに2ヶ月前にオープンしました。


カウンター6席の小さなカフェバー。

隣に座った知らない人たちと自然と会話が始まって、気付いたら店主さんを含め4人で3時間以上も盛り上がっていました。こういうのって、お店と店主さんの雰囲気が良いから出来ることですよね。


グラスの白ワインからのスタート。

ワインはハウスワイン赤白¥350と、グラスワイン赤白(ちょっとええのん)¥600がありまして、せっかくなのでちょっとええグラスワインをいただきました。
シャルドネのオーガニックワイン。
シャルドネってクセの強い…というか味・香りからシャルドネとすぐ分かるもの(それも好きですが)もありますが、こちらは良い意味でシャルドネ香が控えめで何にでも合わせやすいものでした。

お一人様に嬉しいメニュー‘お任せ盛り合わせ’をお願いすると、盛り合わせではなく、1品ずつタイミングを見ながらサーブして下さいました。
ちなみにお任せ盛り合わせはS:¥900とM:¥1500があり、私はSを。


生ハムは目の前でスライスしてくださるのが嬉しいです。塩気も脂も控えめ。


アボカドクリームチーズはレモンが効いているのでこってりし過ぎずあっさり味。
アボカドは熟成加減が重要ですよね。そして、切ってみないと中の状態が分からないこともあって選ぶのが難しい食材の1つであります。 こちらのアボカドはパーフェクトな軟らかさでした★


ちょっとええグラス赤ワインは南アフリカのピノノワール。
店主さんの勧め方がお上手で、この後もう1杯(イタリアの赤ワイン)追加しました。
本当は昨日はワイン1杯で止めておこうと思っていたのですが、飲みたくなる雰囲気だったので♪


じゃがいもと豚バラのグラタンはトースターで温めてからサーブしてくださるので中がホクホク。添えられたバケットにたっぷりとのせながらいただきます。
じゃがいものグラタンとは対極的なカリカリハードな食感のバケットは、これだけもワインが進んでしまうほど旨味がしっかり。
あ!これはビールにも合いそうです。
出町ランプにはハートランド、エビス、ギネスビールもあるのでビール党さんには嬉しいですよね。

メニュー数はそれほど多くはありませんが、軽く飲んでつまみたい人(=私)には十分な内容だと思います。
メニューボードに書かれていた「あそこのバケット」。「あそこって何処??」そんなところから会話が広がった夜でした。


以前はランチもされていたのですが、現在は仕込みが間に合わないということで18時オープンにされています。 余裕が出てきたらランチも再開するそうですよ。

またふらりと立ち寄りたいと思います。



Santresでお別れ会
 

先週お別れ会をしました。
お別れするのは私の弟の彼女=Mariちゃん(仕事の都合で京都に住んでいたのですが、弟と結婚することになり東京へ戻ります)と、友人のYuriちゃん(ワーキングホリデーで1年間メルボルンへ)。 お別れ会にはMariちゃんの大学時代のお友達Mちゃんも来てくれました。
女子4人が集まると周りが見えなくなりますね(笑) ワイワイ楽しんできましたー。

京都駅から歩いて行けて、楽しくワインを飲めるところがいいねということで、Mariちゃんがお店を探して予約をしておいてくれました。

Santres (サントレス) http://ameblo.jp/santres/

五条烏丸の、とーっても気軽にワインが飲めるスペインバルです。

「白ワインをグラスで」と思ったのですが、4人なのでボトルでオーダー。 グラスは1杯330円っ! ボトルでも1500円と信じられないお値段です。 高級ワインではありませんが、ワイワイ飲みにはこういうワインの方が気軽に飲めて美味しく感じるのですよね。

タパスの盛り合わせ(4人分)
アンチョビポテト、鯵のマリネ、オリーブと何かを(忘れてしまった)トマトソースで和えた物、ムール貝など。

スペインバルでつまんでいるとシェリーが飲みたくなるのですが、スタートからシェリーは良くないので(アルコール度数が高いので)ワインと一緒に。

グリーンサラダ
普通のサラダでも、風味がしっかりとしているチーズをトッピングするだけで本格的になるのが不思議。

タコのガリシア風
水ダコのお刺身?と思うほど弾力のある食感(でも柔らかい)で、旨味がジワジワと感じられました。  パプリカパウダーを振るだけで、見た目がパーッと明るくなりますね!

巨大マッシュルームのアヒージョ
手のひらサイズの大きなマッシュルームにエビが詰まっています。 インパクト大なアヒージョ。
もちろんパンも注文し、旨味がギュッと詰まったオイルもしっかりといただきました。

穴子フライ
穴子はお寿司ぐらいで、フライって初めていただきました。 でも、美味しくないわけがないです。
あっさりとした穴子はフライにすると美味しいのですね!


〆はやっぱりパエリア?

ハマグリのカスエラごはん
をいただきました。 パエリアではなく、リゾット風に仕上がっています。 ハマグリのエキスをお米がしっかり吸い込んでいて、余計な味付けをしなくても十分旨味たっぷり。

お腹は満たされていたのですが、もうちょっと話したかったのもあってスペインのチーズや生ハム、ドライフルーツの盛り合わせをいただきました。

私は小学生の頃からチーズやドライフルーツ、生ハムなどのワインのおつまみが大好きでした。 子供なのに生意気ですよね(笑) 生ハムやモッツアレラチーズ、スモークサーモンやブリーチーズを食べていたんですから。
でも、スペインのチーズ(羊や山羊のチーズが多いので)を美味しいと思えるようになったのは23歳の時でした。 あるワインバーでスペインのチーズに合わせて蜂蜜とワインをいただいたのがキッカケ。 相性=マリアージュって大切なんだ、合わせ方によってこんなにも変わるんだ…とその思いましたよ。


翌々日にメルボルンに出発するYuriちゃんが発した 「実はまだパッキング出来てないんだよね」の一言に焦りました。 「暢気に飲んでる場合じゃないよ、それは」 ということで会はお開きに。


今頃メルボルンの新居で片付けしているのかな、Yuriちゃん。
いいなぁ、海外生活。

私もまたいつか海外で暮らしたいわ★


EL FOGON(エルフォゴン)

「今日はスペイン料理が食べたくない?」と先生(=夫)。 食べたい食べたい! 私もちょうどスペイン料理の気分だったんだ〜

私たち、こういうことがよーーーくあります。「今日は餃子が食べたいな」とか「夜、焼肉行こうか!」と口を揃えて言ったりとか。 面白いのは、先生と出張で離れ離れになっている時に「今日の夕飯何食べた?」「焼鳥〜」「えー!私も焼鳥だったよー!」と、離れていても夕飯が同じこと。


さてさて、先日は2人共スペイン料理な気分だったので

 

EL FOGON
(エルフォゴン)http://www.elfogon.jp/ へ。
エルフォゴンのランチはパエリアランチが人気ですが、私たちはいつもアラカルトでオーダー。お酒を飲みながらチョコチョコつまむのが好きなのです。



カウンター席に座るとまずはカヴァ(スペインのスパークリングワイン)をいただきます。 いつもお決まりのコース。 疲れている時や真夏の1杯は特に美味しい★



サルチチョン(スペイン風白カビサラミ)
生ハムと迷ったのですが、この日はサルチチョンを。 カヴァはもちろん、ちょっと強めのお酒にも合います。

ということで



シェリー(マンサニージャ)を。シェリーをチビチビと啜りながらおつまみをつまむの最高です!



お魚の酢漬けとも合います。
お酢のキュッとした酸味と相性が良いのかな。



ムキエビのアヒージョ
マッシュルームのアヒージョも好きなのですが、この日の夕飯にマッシュルームを使った料理を作る予定だったのでムキエビの方を選択。 プリッと肉厚なムキエビ このオイルに旨みがたっぷり染みているので



パンを追加。 1口小の大きさにちぎって、パンの中心までオイルを染み込ませていただきます。 アヒージョはオイルの旨みを味わうもの、と言っても過言ではありません。

家でもたまにアヒージョを作るのですが、どうしてもお店のようにはいきません。オイルがお店のように濃く(味のあるオイルに)ならないのですよね…。




あぐー豚のロース鉄板焼き(夜は炭火焼きで出して下さいます)
噛みしめる度に豚肉の旨みが口の中に広がります。脂もジューシーで脂っこくなくて美味しい。 サングリアを煮詰めたソースは果物の甘さと酸味が感じられて豚肉とよく合うのですね。 鶏肉やラム肉とも相性良さそう! あぐー豚の下にはレンズ豆と塩豚を合わせたものが隠れています。



スペイン料理の後はいつもシュワーッとしたものが欲しくなります。 またカヴァ?? いえいえ、炭酸水を(スーッと細長いボトルが素敵です)。 お昼間は夜に比べてアルコールが回りやすいので、カヴァ2杯とシェリーだけで(だけ?)止めておこうと…。

あぁ、いつか本場でスペイン料理を堪能してみたいなぁ★
って、いつもこんなことばかり言っていますが…。だって、せっかくヨーロッパへ行くのなら1〜2ヶ月ぐらい長期滞在したいし、そうなると先生と行きたいもの!!

先生と行く初海外は、一体どこかな★ 今から楽しみです。

エルフォゴン

年賀状書き、もう終わりましたか?

私は今日無事Post inしました。 毎年ギリギリ(どころか、年が明けてから焦って書くパターン)だったのですが、今年は早い段階から準備をしていたので良かったです。
Mailで何でも伝えられてしまう時代ですが、やっぱり年賀状は手書きが1番だなぁと思うのです。


さて、ちょっと久しぶりなスペイン料理。
少し前ですが、先生とランチしました。


EL FOGON (エルフォゴン)  http://elfogon.jp/



フレンチの時はシャンパーニュ、イタリアンの時はスプマンテ、スパニッシュの時はやっぱりカヴァですね!
2人だとグラスワインを何度もお代わりするよりも、実はボトルで注文した方が結局お得なことってありますよ。


ランチはお得なパエリアセットもありますが、先生(夫)も私もワインと一緒に‘おつまみ系’をちょこちょこつまみたい気分だったので、セットではなくアラカルトでおつまみ系を少しずつオーダーしました。


まずは定番の


スペイン産生ハム ハモンイベリコ

スペイン料理店に来て生ハムを頼まない?ありえません(笑)



イベリコ豚のチョリソ

ちょっぴり辛く、脂肪分も多めチョリソはカヴァによく合うのです。



トルティージャ

実は今までは自分からはあまり注文しなかったトルティージャ。 何でって、パサついたトルティージャを出すところが結構多くて…。 でもエルフォゴンのトルティージャはパサついたところは全くなくて、しっとりなので好きなのです。



お魚の酢漬け

マリネしてあるイワシ。 キュッとする酸味でカヴァによく合います。 シェリーとも相性抜群。



テリーヌ 耳、顔肉のゼリー寄せ

ゼラチンのトゥルン、ツルッとした舌触りと、対照的なコリコリとした食感がいいですね。
耳、顔肉。こういう特殊な部位はなかなか手に入らないので家で作ることは出来ないので、外で見つけると嬉しくてオーダーしてしまいます。



マッシュルームのアヒージョ

グツグツ熱々のアヒージョ。早く食べたい気持ちを抑え、火傷しないようにゆっくりいただきます(こういうお料理の時は、先生から必ずと言ってよいほど 「1口でパクッと食べると火傷するから気をつけるんだよ」 と注意をされる私。ハイハイ、分かってるって(笑))。
パンもオーダーし、オイルもしっかりといただきましょう! マッシュルームや生ハム、お野菜のエキスがたっぷり溶け出したオイルを残すのはとても勿体ないことなのです!

何度か自宅でも真似してアヒージョを作っているのですが、なかなかお店で出されるようなコクのあるものが出来ず、外でいただく度に何が違うのか研究をしているのですが… 


大好きなスペイン料理。
来年も新規開拓したいと思います 
パエリアランチ

週末、マトちゃんhttp://ameblo.jp/matochan700/とお出かけしてきました。

マトちゃんとは出会って3ヶ月なのですが、何だか運命を感じています(笑)
結婚相手を決める時のようだけど、ずーっと一緒に居ても飽きないし、自分が自然体でいられる…。とても大切なことです。
どちらかが一方的に話すのではなく、お互いが話し、聞き役になり、長時間一緒にいても苦しくならない関係。


そんなマトちゃんとランチに向かったのは…

2年程前まで、私&先生がよく通っていた



エルフォゴン http://www.elfogon.jp/

ランチで訪れるのは今回初めてでした。
夜とはまた違ったメニューです。


「昼からお酒を飲むなんて!」って一体誰が決めたんでしょう??



私もマトちゃんも当たり前のように飲みますっ!
はじめの1杯はカヴァ(スペインのスパークリングワイン)で気分爽快★ 夏のスパークリングは格別なんです。



さて、これは何でしょう??







そう

 


メニュー表なんです。
ナイスアイディアですよね。


ランチはパエリアランチにしてみました。
前菜の盛り合わせ、スープ、パン、そして1人前のパエリアがついて¥1500。


こちらが前菜の盛り合わせ。



手前の右側は玉ねぎのオーブン焼き。その上にはハモンセラーノ。
こう表現するのはつまらないのですが…玉ねぎ甘〜くて美味しい♪

そのお隣は

ほうれん草とひよこ豆の煮込み。クミンで風味付けしてありました。
「スペイン料理にクミンを使うのって珍しいですね」と聞いてみたら、スタッフの方が「南部地方ではクミンをよく使うんですよ」と教えて下さいました。 お勉強になりました。
ペースト状になったほうれん草を食べると‘ポパイになった気分’になります。

その上は

トルティージャ。スパニッシュオムレツ、ですね。
スライスオニオンとポテトのトルティージャ。その上からアリオリソースがかかっています。
今まで美味しいスパニッシュオムレツに当たったことがあまりなかったのですが(パサパサしているものが多いんです)…
エルフォゴンのトルティ−ジャ、美味しいっ! しっとりとしていて、これは当たりです★


スープは


アホブランコという冷製スープ。 アホは=ニンニク、ブランコは=白という意味ですね。
ヴィシソワーズのようなスープでした。


メインの前にワインをオーダー。


夏は…特に昼間は白ワインが飲みたくなります。


メインのパエリアは私とマトちゃん、違う種類を選んで半分個しました。


私が選んだのは、シェフ=東さんがお薦めしてくれた


イワシとトマトのパエリア。
「イワシが旬だから」と。 どれにしようか悩んでいたので、お薦めしてくれて助かりました〜。
ふっくらプリプリとしたイワシ、熱が加わってグシュっと軟らかいトマト。


私、今までパエリアってあまり好きではなかったんです。実は。
でも、マトちゃんに「東さんのパエリアは京都1美味しいよ!」と聞いていたので楽しみにしていました。

結果…

大満足★★★
お米はアルデンテ(?)で、米粒1粒1粒にしっかりと魚介の旨味が染み込んでいます。
東さんのパエリア、好きーーっ!!


マトちゃんの選んだパエリアは



イカの墨のパエリア。

イカスミは、墨袋の大きい紋甲(もんごう)イカのものだそうで、白ワインを加えてグツグツ煮込んで作るのだそう。
香ばしくて、コクがあってこちらも美味しかったです。


トルティージャにパエリア。
今まであまり好きではなかったものが、今回のエルフォゴンで好きになりました。

もう1つ気になっているパエリア‘アナゴとアンコウのパエリア’を食べに、また近いうちにランチタイムにお邪魔したいなぁと思いました。


先生とポキートへ


 2月4日。京都→埼玉県へ引っ越しをしましたが、京都の美味しいレポートはまだ終わっていません。アップしていない記事をアップしていきたいと思います。

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 京都に居るうちに 先生を連れて行きたかったんです。
 だって絶対先生も気にいってくれると思ったから。

 京都での仕事の最終日、ポキートで先生と2人‘お疲れ様の会’をしました。
 結構大変なこともあったけど 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」、ホントその通りでした。トラブルに巻き込まれたり、嫌な思いをしたことも、それも今は良い思い出。
 先生と同じ職場で働けて楽しかったな〜。
 これからは夫婦別々の仕事に就きます(私はまだフリーだけど)。京都では 家でも職場でも一緒に居ることが当たり前になっていたので、離れて働くのって・・・何だか変な感じ。


 まず、先生はカヴァ。私は白ワイン。
 お疲れ様の1杯目って本当に美味しい。 体に染み渡ります。
 
 ピンチョス 4種類

 ピンチョスの組み合わせ、勉強になりますね〜。外で色んな組み合わせを見ては、「〇〇と△△を組み合わせたら美味しそうかも」などと考えてしまいます。
 手前のペコロス、玉ねぎの甘みがとても強くて優しい味。

 
 ハモンイベリコ・デ・ベジョータ

 夫婦揃って生ハムが大好き。生ハム1本買いをしたいぐらい(笑)好き。
 よぉく熟成された完成度の高い生ハムには、カヴァや白ワインよりもシェリーの方が合うかしら?


 本日のカルパッチョはブリ、キンメダイから好きな方を選べます。

 こちらはキンメダイのカルパッチョ。 フレッシュなトマトを使ったトマトソース。
 キンメダイ、とっても新鮮でプリプリしています。
 桜肉のカルパッチョもあって、そちらと迷いました。


 マグロホホ肉あぶり焼

 良い感じに脂ののったマグロのホホ肉。
 スーパーでマグロのホホ肉を見つけたら、買ってきて私も作ってみたいな。 でも・・・ホホ肉ってあまり売っていないのですよね〜(>_<) 藤井大丸の地下=タベルトでたまに見かけるけど、タベルト以外でホホ肉を見かけたことがないかもしれません。

 マグロのホホ肉には、ポキートオリジナルの赤ワインと合わせてみました。
 私は‘お魚には=白ワイン’でなければ!とは思っていません。特に赤身のお魚は、調理法によって赤ワインによく合うのです。


 大好きなポキートサラダ。これ、ホント毎日でも食べたいっ!!!

 蓮根、フルーツトマト、春菊、ホウレン草、ヤングコーン、カブ、紅大根、ブロッコリーなど、旬のお野菜がこの1皿に全て乗っているんじゃないかなぁ♪
 味付けはとってもシンプル。 シンプル過ぎて、逆に何が入っているのか分かりませんでした。初めていただいた時からずーっとポキートサラダのレシピが気になっていて、今回は思い切ってシェフにレシピを聞いてみました。
 ものすごくシンプルだけど食べ飽きないポキートサラダ。特製のドレッシングか何かで和えてあるのかと思っていたら・・・
 「レモン風味のオリーブオイルと塩で和えただけです」とのこと。えっ!それだけですか〜???よっぽど新鮮で質の良いお野菜が手に入らないと&調理法を工夫しないとこの味は出ないと思います。


 かきとゆりねのスパゲッティー

 これも私の大好きなパスタの1つです。
 牡蠣とゆりね、銀杏に芽ネギ、トマト、カラスミパウダーた〜っぷり。
 これからは、牡蠣を見かける度にこのパスタを思い出しそうです。


 この日は土曜日でした。ポキートはいつも人気で平日も賑わっているけれど 土曜日はいつもに増して出入りが激しくて、シェフ大忙し!
 それでもお客様が帰る際はお店の外までお見送りし、お客様の姿が見えなくなるまでお店には戻りません。雪が降りそうな真冬でも半袖Tシェツ!でお見送り。
 (だから、私と友人はいつも姿が見えなくなる所まで小走りしてました(笑)


 シェフ〜、ありがとう。
 好きなお店と離れなければいけないのは、本当に辛いです。
 でも、京都に行ったら絶対に行きますね〜(^◇^)



  poquit ポキート
  
 Add:京都府京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町401-10 田中ビル 1F
 (京都ロイヤルホテル&スパの向かい)

  Tel:075−212−8450
 18:00〜2:00(ラストオーダーは24:00)
 定休日=水曜日


ポキートで楽しいディナー

 本格的なパスタがいただけるpoquit(ポキート)。

 パスタってことはイタリアン?? いえいえ、実はスペインバル。
 シェフがイタリア料理店で修業された方なのです。だから、ポキートのお料理はイタリア料理とスペイン料理の美味しいとこ取り。
 
 
 前回初めてポキートにお邪魔して、すっかり気に入ってしまいました。お料理の味も、ワインも、シェフのお喋りも、店内の雰囲気もとっても良いです。
 カウンター席にはいつも常連さんが座っています(その気持ち、よーーーく分かる。だって私も週1ペースで通いたいもの)。


 昨日、友人Nさんとラビットコーヒーでお喋りを楽しみ(ラビットコーヒー。妙に落ち着く空間が良かったです♪)予約をしていたポキートへ向かいました。

 19:00
 店内ほぼ満席。さすが人気店だわ。

 私はグラス白ワイン、Nさんはお酒に弱いので毎回ラムコーク(アルコール少なめっ)。
 
 まずはピンチョス6種類

 楊枝に刺さっているだけで(‘だけで’なんて言ったら失礼ですね(>_<)オシャレ。
 家でも、食材の組み合わせを考えずに とりあえず面白そうな、または食べたい食材を楊枝に刺していくと それらしいものが出来ちゃいます★ 


 だぁ〜〜い好きなポキートサラダ

 レンコン、黄色のズッキーニ、蕪、ヤングコーン、ほうれん草、菜の花、フルーツトマト、人参、ブロッコリー、春菊などなど、季節のお野菜がとにかく沢山入っています。
 味付けはとってもシンプルで、お野菜のそれぞれの風味、食感が味わえる1皿。季節の恵みが体に染み渡ります。
 本当〜に!お薦め。これからポキートに行かれる方はポキートサラダのオーダーを忘れずに(笑)

 
 自家製パン

 「あれ? このパン見たことある。カーサビアンカのビーツのパン(赤いパン)と同じですか?」と言ったら「あ、分かります?私、カーサビアンカの出身なんです」とシェフ。なるほど〜。
 美味しいものはどんどん受け継いで、その美味しさを出来るだけ多くの人たちが味わえるようになるといいですね。

 ちなみにこちらがカーサビアンカのパン(過去の写真から)


 スペインバルに行ったならば、忘れてはいけないアヒージョ!

 海老、しいたけ、マッシュルームのアヒージョ。美味しい油=ガーリックオイルも残さずにキレイに完食。
 アヒージョのこの器(カスエラhttp://www.sutherland.co.jp/spain/830000.html)前に持っていたんだけど手が滑って思いっきり割ってしまったの・・・やっぱりまた買おう!と思いました。


 生ウニのスパゲッティー

 パスタの茹で加減もバッチリで、具は生ウニ、芽キャベツ、銀杏、カラスミ、赤紫蘇の実(?)と色々と入っていて見た目も華やか。
 しっかり目でコクのある白ワインによく合います。パスタがまったり系だから、逆にスッキリとしたカヴァでも合うかも。


 ポキートは毎晩常連さんでワイワイ♪ガヤガヤ♪
 営業時間は深夜2時まで。ラストオーダーが12時なので 時間を気にせず長居できるのが嬉しいです。そういえば スペインバルって遅い時間になればなるほど活気に満ちてきますねぇ?


 う〜ん、引っ越す前にもう1度行きたいなぁぁぁ(*^_^*) 東京出張中の先生も「僕も行きたかったな〜」って言ってたし。
 時間とお腹にスペースがあったら行くことにしよう!!


 この後2軒目、カフェバスティーユへ行きました。
 Nさんはブランマンジェを、私は赤ワインをいただいてしばらくお喋りをし、帰宅しました。

 楽しい時間をありがとう★★★


 
 poquit (ポキート)
 Add:京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町401−10田中ビル1F
  Tel:075−212−8450
 Open:18:00〜2:00(ラストオーダー12:00a.m.)
 定休日:水曜日 



 
エルボガバンテ346 2度目
 
 京都には山ほど美味しいお店があるけれど「また行きたい」と思える所、そして実際に何度も足を運ぶようになる所というのは限られてくる。
 美味しいけどインパクトがなかったり、‘何かが足りない’=物足りないと2度目の訪問は・・・ない。

 人の評価って厳しいな〜って思います。さっき友達とも話していたんだけど、「お客は正直なんだろうね」って。ちょっとでも手を抜くと・素材の質が落ちると・シェフが変わって味が落ちると・・・お客様は離れていってしまう。
 シェフって大変な仕事だと思います。毎日勉強するシェフはどんどん腕も上がって、個性も磨かれていくと思う。
 どの職業にも当てはまることだけど、‘勉強すること’って大切なことだと思います。でも、それは‘机に向かってガッツリ勉強する’という意味ではなくて。


 さて
 先日行って以来、すっかり気に入ってしまったスペイン料理店
 ‘エルボガバンテ346’ http://www.elbogavante346.com/
 前にいただいた‘
甘エビのアヒージョ’が忘れられない!! で、また行ってきました。
 
 今回は、以前頼んでいないメニューにトライすることにしました。

 カタルーニャ風焼き野菜

 パプリカが色鮮やかできれい。パプリカ、玉ねぎ、茄子、ミニトマト。お野菜の甘みが素晴らしいので味付けはシンプルです。素材の良さを生かした1品。


 三陸産セルガキ特大


 ここの生牡蠣は先生のお気に入り(私は生牡蠣が苦手なので食べていません)


 そうそう、白ワインを頼んだらこんなグラスに入ってきましたよ。

 ウイスキーやブランデーが飲みたくなりそうなグラス(って、私はまだどちらも美味しく飲めませんが・・・ただ今練習中なのです)


 天然ホタテのガリシア風オーブン焼き


 ホタテの殻がお皿になっているところがオシャレ。
 オレンジ色のソースは玉ねぎとパプリカ。玉ねぎの甘みがすごいの♪


 くも子のローマ風フリート

 「くも子って何??」知らないものはまず食べてみなくちゃね。
 くも子とは=タラの白子でした。中がクリーミィでとろぉんとしていて美味しい。レモンをたっぷりかけていただきました。


 アヒージョ 峰山産若鶏

 オイルグツグツ〜、で食欲倍増。若鶏だからとっても軟らかい。
 自家製のパンをもらい、残ったオイルをたっぷりと付けて頂きました。

 赤っぽい色のパンはエルボガバンテでしか食べられない独特の風味のパン。私のお気に入りのパンです。自家製のドライトマトとブラックオリーブが入っていて、シナモンの香りがするの。口に含むと何処か外国へワープしたような、そんな風味のパン。


 子羊のアサード エスパニョーラソース


 こんなに軟らかい子羊は食べたことないです。全く!クセのない子羊。私、レアなお肉は苦手なんですけど、これは不思議とすんなり入ってきた。


 シェフ=三四郎さんの作るスペイン料理はとっても繊細で品があります。見るからに真面目で几帳面そうなシェフ。三四郎さんの作るスペイン料理は、スペイン人が食べたらきっと驚くと思う。だって・・・他のスペイン料理店とはどこか違うんです。


 
 EL BOGAVANTE346 (エルボガバンテ346)
 
  ADD:京都市中京区三条西洞院西入ル塩屋町53 ORYZA三条西洞院
   TEL:075−255−9892
 定休日:水曜日
      HP:http://elbogavante346.com/


ポキート

 
 ジャンルは何?と問われると・・・‘スペインバル’???・・・です。

 友達から「美味しいパスタが食べられるスペインバルに行かない?」とお誘いのメールがあり、つい先日行ってきました。

 poquito (ポキート)
 
 まずはピンチョス

 お任せで6種類お願いしました。
 
 スライド式になっているピンチョスケース。 

 この中から選んで下さいます。


 ポキートサラダ

 カリフラワー、紫色のカリフラワー、ヤングコーン、ニンジン、カブ、ホースラディッシュ、蓮根、菜の花、トマト、ほうれん草、そうめんカボチャに・・・(使っているお野菜の種類が多いから、全部覚えるのは難しかった) それらのお野菜をシンプルなドレッシングで和えてあるポキートサラダは、きっと毎日食べても飽きないだろうな〜と思います。

 
 アヒージョ(エビ、マッシュルーム、しいたけ)

 スペインバルに行ったならば、アヒージョを頼まずにはいられません。友達は「明日仕事でしょう?ニンニク・・・大丈夫?」と気にしてくれたけど「大丈夫っ。少しぐらいニンニク臭くなっても気にしないから」と。私が構わなくても、回りが「この人、ニンニク臭い」って思うかな(^_^;)いえ、きっと大丈夫。


 イタリアン出身のシェフが作るパスタ

 カキとゆりねのスパゲッティー
 牡蠣もゆり根も、パスタに使う食材としてはちょっと珍しいですよね。銀杏も入ってます。カラスミもた〜っぷりかかっています。根ネギがちょこんとのっている所がさすが!有名イタリアンで修業をしてきたシェフのすることは、ちょっとしたところで分かります。ゆりねはジャガイモみたいにホクホクしていて美味しかった。先生にも食べさせてあげたい。


 デザートは

 イチゴのセミフレッド
 セミフレッドはイタリア語で‘半分凍った’という意味。
 美山で採れた天然の木イチゴが回りに飾ってあって、もちろん食べられます。甘酸っぱくて美味しい。イチゴのセミフレッドは、シャリシャリ♪としてて、スポンジ部分はコーヒー風味で「イチゴとコーヒーって合うんだぁ」と新発見(苺を食べながらコーヒーを飲むっていうのはさすがに合わないと思うけど)。

 
 デザートを食べ終わった頃・・・

 隣の男性から「ワインいかがですか?」と嬉しいサプライズ=お誘いがありました♪
 白ワインと里芋のジェラートをご馳走になってしまいました。

 どちらも美味しかったし、楽しい時を過ごすことができました。
 ありがとうございました(^_-)-☆


 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。気づいたら12:00a.m.過ぎてました(+o+) でも、ポキートの営業時間は2:00a.m.まで。遅くまで開いているお店って助かります♪
 
 お会計を済ませて外に出ると、ものすごーーーく寒いっ(雪が降り出しそうなぐらい!)。なのにスタッフの方は半袖のTシェツのまま、姿が見えなくなるまでずっとお見送りをして下さいました。こういう心遣いはやっぱり嬉しいですね。でも、風邪ひいちゃうんじゃないかした?と心配でしたよ。

 ポキート。常連さんが多いスペインバルとみた。そんな雰囲気でした。
 私もポキートの常連さんになりたい(*^_^*)
 今度は先生を連れて行きたいと思います★



 poquit (ポキート)
 Add:京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町401−10田中ビル1F
  Tel:075−212−8450
 Open:18:00〜2:00(ラストオーダー12:00a.m.)
 水曜日がお休みです 


エル ボガバンテ346 (続編)
 
 昨日は途中までしかアップできなかったので、その続きをアップしたいと思います。

 EL BOGAVANTE346(エル ボガバンテ346)

 店名の由来は「エル ボガバンテ」がオマール海老という意味で、ここの名物が「オマール海老のパエリア」だから。 346はシェフのお名前「三四郎さん」(漢字合ってるかな?)から取ったのだそう。これでシェフの名前、絶対に忘れないですねっ!


 ヤリイカのローマ風フライ

 レモンをた〜っぷり絞っていただきます。
 「ローマ風って何?」と思って調べてみたら、ローマ風のイカフライは衣にビールを混ぜ合わせるとのことでした。そうすることでイカが軟らかくなるのです。
 衣はカリッとしたタイプではなく、フリッターみたいな感じ。

 これに合うシェリーをシェフにお任せでお願いしました。
 するとこの2種類が。

 私は右のシェリーを、先生は左のシェリーをお願いしました。
 どちらも辛口。LA GITANAも勿論美味しかったけれど、ARGUESO(アルゲソ)は今までに飲んだことがない、珍しいお味。口に含むと‘塩気’が感じられるのです!!

 そしたら先生、「生ガキが食べたくなるな〜」って。

 三陸産の生ガキ
 「こんなに美味しい牡蠣は京都に来てから初めてだよ!」と、先生は大感動。良かったね♪


 魚介類が続いたのでメインはお肉。

 カタルーニャ豚の炭火焼。カタルーニャ豚は、イベリコ豚との掛け合わせの豚肉。
 旨みがギュギュッとつまった豚肉。他の豚肉よりも、お肉の濃い味がします。脂の部分はギトギトしつこい感じは全くせず、脂なのにさっぱりしていて美味しくいただけました。炭火で焼いた、独特の香り。好きです。
 

 カタルーニャ豚の炭火焼きには、こちらのシェリーを合わせました。


 お次はデザート♪

 先生はフラン・デ・ジェア

 ジェア=卵黄という意味。
 卵黄を多く使ったプリン。だから普通のプリンより濃いぃ〜濃いぃ〜。まったり、こってり。でもしつこくないの。ふわんとマーマレードのような香りがする・・・聞くと、オレンジの皮が入っているのだそう。


 私のデザートはとても手が込んでいます。他店では絶対に食べられないデザート!

 まず、このようにテーブルに運ばれてきます。

 ジュエリーのように美しいです。


 次にシェフがテーブルに来て


 ホイップクリームをたぁ〜っぷり!これでもか!ってぐらいたっぷり。

 それから

 専用の道具で表面を焦がす。
 この時、お祭りの香りがしますよ。お祭りの香り・・・何かが焦げる一歩手前の・・・そう、カルメ焼きのような香りっ!
 そして、しばらくの間、店内には煙が舞います。本格的。


 さて、これで完成です★★★

 クレマ・カタラナ
 クレマ・カタラナ。音の響きが何となく好きです。
 あんなにホイップクリームたっぷりで、「これは絶対に後で胃もたれするだろうな・・・」と思っていたのですが、意外とあっさりと完食してしまいました。後に胃もたれも全くしなかったです。

 以上が私たちの頂いたお料理です。
 
 全てのお料理が洗練されていて、他のスペイン料理店とはどこかが違う。
 家のすぐ近所に、こんなに良いお店を発見してしまって(^−^)どうしましょ。週1ペースで通っちゃいそう。先生もその気みたいだし。

 近々またお邪魔したいと思います♪
 ご馳走様でした。


 EL BOGAVANTE 346

  ADD:京都市中京区三条西洞院西入ル塩屋町53 ORYZA三条西洞院
   TEL:075−255−9892
 定休日:水曜日(12月は水曜日も営業されるそうです)
      HP:http://elbogavante346.com/