週末、思いっきり方向音痴な人になってしまいました。
丸太町駅で電車を降り、夷川通りを河原町方面へ歩くつもりが… 気が付いたら反対方向の堀川通り手前まで行ってしまっていたのです。
あり得ないミス! 京都に住んでもう7年半ですよ。京都の道は結構自信があるのに一体何故??? あはは、もう笑うしかありませんでした。
ここに向かっていた(つもりだった)のです。
御幸町通り、夷川を上がった所です。
店名の由来ですが、blancはフランス語で白、pierreはギリシア語で石を意味しています。白、石… そう。シェフのお名前が ‘白石’ だから。 ユニークですよね。
窓に1番近いカウンター席=私の1番好きな席を予約してくれていました。ありがとぅ。
まずは泡(スパークリングワイン)で乾杯〜。
乾杯って、特に祝うこともないのですが(笑)1週間お疲れさまの気持ちを込めて。
2杯目は白ワイン、メイン料理はお料理に合わせて赤ワインをいただきました。
お料理はBコースを選択。
アミューズは1口サイズの玉ねぎのタルト。 じっくりと時間をかけて炒められたのが分かります。じんわりと優しい甘味が口一杯に広がりました。
前菜はパテ ド カンパーニュ。
脂の入り加減が抜群で、口に含むと口の熱でスッと脂が溶けて広がるのです。
泡・白ワインどちらにもよく合うし、パンと一緒にいただいても♪
バケットと、全粒粉の入った丸パン、そしてバターの代わりにリエットが付いてきます。
バターも好きですが、リエットも大好き。
メイン料理もまだいただいていませんが、この段階で十分満足…ってお腹が、ではなくて心が。
バニラが香るさつまいものポタージュ。
運ばれてきた途端バニラの香りがふわりと香りました。 さつまいもの甘さとバニラの香りは相性が良いです。きっと栗やカボチャも合いますね。 ポテッと濃厚なポタージュは、寒い日にはぴったりですよ。
メインのお料理は、フランス産 鴨胸肉のロースト 蜂蜜とエピスのラケを選びました。
エピスというのはフランス語でスパイス、ラケというのは照り焼きのような調理法で、蜂蜜と香辛料を合わせたソースを塗りながら焼き上げる調理法。
付け合わせのお野菜は、茄子、さつまいも、ごぼう、ブロッコリー、エシャロットでした。
鴨肉は胸肉なのにまったくパサつきは感じられず、もっちりしっとり、そして弾力はあるのに柔らかくて素晴らしかったです。 火の通し加減がベスト! 1番美味しくいただける状態でサーブしてくださるのはさすがプロです。
お肉料理で1番難しいのって、味付けよりも火の通し加減だなぁと日頃思っています。 火を通しすぎると旨味も脂も逃げ出してしまうし、固くなって美味しくない。 逆に通さな過ぎは食べるのに勇気が要りますよね(笑)
食後はエスプレッソを。
このキュッとした苦味は〆にぴったりなのですよ。
何とこのランチ、この内容で ¥1700です。前菜は3種類から、そしてメイン料理は8種類ぐらいの中から選ぶことが出来るのが嬉しいです。
この後に+300円でデザートを付けることも可能ですよ。
もちろんワインは別料金ですし、メイン料理は+300円の追加料金がかかるメニューを選んだので実際はもう少しお値段していますが、でも「このお値段で本当に良いのですか?」と再確認してしまうほどお得なランチ。 コストパフォーマンス良過ぎるでしょう★
ブランピエールには今まで何度か先生とランチ・ディナーにお邪魔しているのですが、来る度に好きになっています。 お薦めのフレンチレストラン★
けど…週末の予約が最近取りづらくなっているようで、これ以上人気店になっても困ってしまうなぁ…と勝手なことを思ったりもしていますが。
この日は私たちの洋服の色が似ていて、会った瞬間に笑ってしまいました。 手前が私で上(奥)がマトちゃん。
そういえば、ランチの前菜もメイン料理も同じメニューをチョイスしたのでした。
夫婦は似ると言うけれど、友達もだんだん似てくるのかしら?
この後はお散歩しながらカフェへ移動します。